AP通信NFL最優秀新人選手賞
AP通信NFL最優秀新人選手賞(エーピーつうしんエヌエフエルさいゆうしゅうしんじんせんしゅしょう、Associated Press NFL Rookie of the Year Award)は、毎年、AP通信が審査したNFLで良い成績を残したオフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)の各新人選手(1年目のみ)に贈られる賞である。審査員は、NFLリーグ全体を網羅するAP通信の50人のメンバーによって決定される。オフェンス選手は1957年から、ディフェンス選手は1967年から選出されている。
NFLはこの賞を公式な最優秀新人選手賞としており、ペプシNFL最優秀新人選手賞、AP通信NFL最優秀新人攻撃選手賞、AP通信NFL最優秀新人守備選手賞がNFLの授賞式「NFLオナーズ」で発表されている。
受賞者一覧
記録
- 出身大学別で最多はマイアミ大学でチャック・フォアマン(英語版)、オーティス・アンダーソン(英語版)、エディ・ブラウン、エジャリン・ジェームス、クリントン・ポーティス(英語版)、ジョナサン・ヴィルマ(英語版)と最多の6人となっている。
- これまでで最も受賞者を出しているのはデトロイト・ライオンズで7人である。
- オフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた選手44人のうち、ランニングバックが30人と全体の68%になっている。
- ディフェシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた43人のうち、ラインバッカーが21人とほぼ半数になる。
- 1971年から2003年までは1人のQBも選ばれなかった。
- フィラデルフィア・イーグルス、ジャクソンビル・ジャガーズ、シアトル・シーホークスから選ばれた選手はいない。
- 1967年にはメル・ファー(英語版)、レム・バーニー(英語版)とデトロイト・ライオンズから、2017年にはアルビン・カマラ、マーション・ラティモア(英語版)とニューオーリンズ・セインツから、2022年にはギャレット・ウィルソン、ソース・ガードナーとニューヨーク・ジェッツから、2023年にはC・J・ストラウド、ウィル・アンダーソン・ジュニアとヒューストン・テキサンズからオフェンス、ディフェンスそれぞれの選手が選ばれた。
- バディ・カリー(英語版)、アル・リチャードソン(英語版)は1980年に同じアトランタ・ファルコンズから同時受賞を果たした。
- 受賞者のうち14人がプロフットボール殿堂入りを果たしている。
- ドラフト全体1位指名選手のうち5人が受賞している(いずれも攻撃選手)。
関連項目
脚注
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