金原ひとみ

金原 ひとみ
(かねはら ひとみ)
誕生 (1983-08-08) 1983年8月8日(40歳)
東京都
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 文化学院高等課程中退
活動期間 2003年 -
ジャンル 小説
代表作蛇にピアス』(2003年)
『トリップ・トラップ』(2009年)
『アタラクシア』(2019年)
主な受賞歴 すばる文学賞(2003年)
芥川龍之介賞(2004年)
織田作之助賞(2010年)
ドゥマゴ文学賞(2012年)
渡辺淳一文学賞(2020年)
谷崎潤一郎賞(2021年)
柴田錬三郎賞 (2022年)
デビュー作蛇にピアス』(2003年)
配偶者 あり
子供 娘2人
親族 金原瑞人(父)
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金原ひとみ(かねはら ひとみ、1983年8月8日 - )は、日本小説家[1]

経歴

家族・親族

父は児童文学研究家・翻訳家法政大学社会学部教授の金原瑞人

母方の祖父母はともに千葉県大多喜町歌人であり、祖父の短歌は国語教科書に掲載されたことがある[11]

作品一覧

小説

単行本

  • 蛇にピアス』  2004年1月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087460483
    • 初出:『すばる』2003年11月号。
  • アッシュベイビー』 2004年4月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087461572
    • 初出:『すばる』2004年3月号
  • 『AMEBIC アミービック』 2005年7月、集英社、のち文庫、ISBN 978-4-08-746252-4
    • 初出:『すばる』2005年7月号
  • 『オートフィクション』(2006年7月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087753646)
    • 書き下ろし長編
  • 『ハイドラ』(2007年4月、新潮社、のち文庫、ISBN 9784103045311)
    • 初出:『新潮』2007年1月号
  • 『星へ落ちる』(2007年12月、集英社、ISBN 9784087748970)、のち文庫
    • 星へ落ちる(『すばる』2007年2月号)
    • (僕のスープ、サンドストーム、虫)
    • 左の夢(『すばる』2007年11月号)
  • 『憂鬱たち』(2009年9月、文藝春秋、ISBN 9784163285207)、のち文庫
    • デリラ(『群像』2006年10月号)
    • ミンク(『文學界』2007年1月号)
    • デンマ(『文學界』2008年1月号)
    • マンボ(SWEET BLACK STORY)
    • ピアス(『文學界』2009年1月号)
    • ゼイリ(『野性時代』2009年5月号)
    • ジビカ(『文學界』2009年7月号)
  • 『TRIP TRAP トリップ・トラップ』 (2009年 角川書店、ISBN 9784048740128)、のち文庫
  • 『マザーズ』 (2011年、新潮社、ISBN 9784103045328)、のち文庫
  • 『マリアージュ・マリアージュ』(2012年、新潮社、ISBN 9784103045335)、のち文庫
  • 『持たざる者』(2015年、集英社、ISBN 9784087716061)、のち文庫
  • 『軽薄』(2016年、新潮社)、のち文庫
  • 『クラウドガール』(2017年、朝日新聞出版)、のち文庫
  • 『アタラクシア』(2019年5月、集英社)
  • 『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(2020年4月、ホーム社)
  • 『fishy』(2020年9月、朝日新聞出版)
  • 『アンソーシャル ディスタンス』(2021年5月、新潮社)
  • 『ミーツ・ザ・ワールド』(2022年1月、集英社)
  • 『デクリネゾン』(2022年8月、ホーム社)
  • 『腹を空かせた勇者ども』(2023年6月、河出書房新社)
  • 『ハジケテマザレ』(2023年10月、講談社)

アンソロジー収録

  • 「#コロナウ」(2020年9月、小説トリッパー編集部/編『25の短編種小説』朝日文庫)

漫画化作品

映画化作品

出典

  1. ^ “金原ひとみ、桜庭一樹 作家が書き留めるコロナ禍”. 日本経済新聞 (2021年5月21日). 2021年5月31日閲覧。
  2. ^ 金原ひとみの不登校からの立ち上がり 文教大学人間科学部太田ゼミ
  3. ^ “金原ひとみさん 来豪インタビュー”. 25today (2009年10月9日). 2009年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月2日閲覧。
  4. ^ 日本経済新聞、2010年11月23日
  5. ^ “織田作之助賞に金原ひとみさん”. MSN産経ニュース. (2010年12月13日). オリジナルの2011年2月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110216000048/http://sankei.jp.msn.com/life/news/110113/art11011306210020-n1.htm 2020年4月2日閲覧。 
  6. ^ “金原ひとみさん:放射線心配、子どものため東京から岡山へ”. 毎日jp (毎日新聞). (2011年10月16日). オリジナルの2011年10月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111017051541/http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111016k0000e040025000c.html/ 2020年4月2日閲覧。 
  7. ^ a b “受賞作品”. Bunkamuraドゥマゴ文学賞. Bunkamura. 2020年4月2日閲覧。
  8. ^ “渡辺淳一文学賞に金原ひとみさん 「アタラクシア」”. 47NEWS. 共同通信 (株式会社全国新聞ネット). (2020年4月2日) 
  9. ^ “金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』が第57回谷崎潤一郎賞を受賞!”. 時事ドットコム (2021年8月23日). 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月6日閲覧。
  10. ^ “谷崎潤一郎賞に金原ひとみさん「アンソーシャル ディスタンス」…「コロナ禍に真正面から向き合っている」”. 読売新聞 (2021年8月23日). 2021年8月24日閲覧。
  11. ^ “大多喜町議会 2020-03-01令和2年第1回議会定例会3月会議”. 2021年4月10日閲覧。

関連項目

  • 島本理生
  • 山田詠美
  • 綿矢りさ
    • 芥川賞の同時受賞者。同学年だが半年ほど後に生まれている(1984年2月1日生まれ)ため、綿矢が芥川賞受賞者として最年少となる。このため、金原は芥川賞の最年少受賞者になったことはない。
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  • 第84回 尾辻克彦「父が消えた」
  • 第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」
  • 第86回 該当作品なし
  • 第87回 該当作品なし
  • 第88回 加藤幸子 「夢の壁」/唐十郎「佐川君からの手紙」
  • 第89回 該当作品なし
  • 第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」
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  • 第92回 木崎さと子「青桐」
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  • 第99回 新井満 「尋ね人の時間」
  • 第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/李良枝「由煕」
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