福澤達哉

福澤 達哉
Tatsuya Fukuzawa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1986-07-01) 1986年7月1日(37歳)
出身地 京都府京都市
ラテン文字 Tatsuya Fukuzawa
身長 189cm
体重 86kg
血液型 B型
選手情報
愛称 タツヤ
ポジション OH
利き手
スパイク 357cm
ブロック 330cm
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福澤 達哉(ふくざわ たつや、男性、1986年7月1日 - )は、日本の元バレーボール選手。ポジションはアウトサイドヒッター

来歴

京都府京都市出身。兄がやっていた影響で、小学4年生からバレーボールを始める[1]

中学時代の通知票はオール5のスマートな一面もある。

洛南高等学校を経て、指定校推薦で中央大学法学部法律学科に進学。大学1年の時に日本代表に選出され、2005年ワールドリーグで代表デビューを飾った。

2008年、日本代表に再選出。北京オリンピック世界最終予選を経て、清水邦広と共に最年少で北京オリンピックに出場した。同年パナソニックパンサーズの内定選手となり、2008-2009年Vプレミアリーグの新人賞を獲得した。

2009年、大学卒業後にパナソニックに入団し、黒鷲旗大会で若鷲賞とベスト6を獲得。アジア選手権では2年ぶりの優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞。ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)では、日本男子32年ぶりの銅メダル獲得に貢献し、ベストスパイカー賞を獲得した。

2010年、Vプレミアリーグと黒鷲旗大会のパナソニックの優勝に貢献し、ベスト6に選出された。2012年3月、2011/12プレミアリーグの優勝に大きく貢献し、MVP・ベスト6に輝いた。

2015/16年シーズンは日本を離れ、ブラジルスーパーリーグのマリンガ(ポルトガル語版)へ移籍することが発表された[2]。2019/20シーズンも日本を離れ、フランスリーグパリ・バレーに移籍[3]

2シーズンフランスでプレーし、2021年開催の東京オリンピックに向けて励んできたが、若手の台頭もあり、その最終メンバーから落選した[4][5]

2021年7月14日、現役引退を発表[6][7]。8月14日にパナソニックの選手が出場する引退ラストマッチが開催され、現役引退となった[8]。引退後は社業に専念の予定[7]

2022年1月、福澤と同じアウトサイドヒッターで東京オリンピックに出場した若手・大塚達宣(当時早稲田大学3年)がパナソニックに入団し、福澤がつけていた背番号15が引き継がれた[9]

球歴・受賞歴

所属チーム

脚注

  1. ^ 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 47ページ
  2. ^ “福澤達哉選手の海外移籍のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2015年6月29日). 2019年11月4日閲覧。
  3. ^ “福澤達哉選手の海外移籍のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2019年9月11日). 2019年11月4日閲覧。
  4. ^ “第32回オリンピック競技大会(2020/東京) 龍神NIPPON出場内定選手12人決定”. 日本バレーボール協会 (2021年6月21日). 2021年6月21日閲覧。
  5. ^ “バレー五輪男子代表に石川祐希や西田有志ら12人 34歳福沢達哉は落選”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年6月21日). https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/volleyball/news/202106210000607.html 2021年4月16日閲覧。 
  6. ^ “バレーボール 福澤達哉が現役引退を発表「私の思いは清水が生かしてくれる」”. デイリースポーツonline. (2021年7月14日). https://www.daily.co.jp/general/2021/07/14/0014500777.shtml 2021年7月14日閲覧。 
  7. ^ a b “福澤選手の引退のお知らせ”. パナソニックパンサーズ. パナソニック (2021年7月14日). 2021年7月14日閲覧。
  8. ^ “福澤達哉選手、引退ラストマッチのお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2021年7月22日). 2021年7月22日閲覧。
  9. ^ “2021-22シーズン 新入団選手について”. パナソニックパンサーズ (2022年1月6日). 2022年4月4日閲覧。
  10. ^ Vリーグ機構. “2012/13V・プレミアリーグ男子 個人賞受賞者のお知らせ”. 2013年4月14日閲覧。
  11. ^ 大阪府バレーボール協会. “特別表彰選手(男子)”. 2013年5月10日閲覧。

外部リンク

V・プレミアリーグ男子 最高殊勲選手賞/最優秀選手
日本リーグ
1960年代

67 池田尚弘 / 68-69 大古誠司 / 69-70 白神守

1970年代

70-71 森田淳悟 / 71-72 横田忠義 / 72-73 大古誠司 / 73-74 中村祐造 / 74-75 中村祐造 / 75-76 中村祐造 / 76-77 田中幹保 / 77-78 森田淳悟 / 78-79 田中幹保 / 79-80 田中幹保

1980年代

80-81 田中幹保 / 81-82 山田修司 / 82-83 田中幹保 / 83-84 山田修司 / 84-85 杉本公雄 / 85-86 三橋栄三郎 / 86-87 三橋栄三郎 / 87-88 三橋栄三郎 / 88-89 田中幹保 / 89-90 田中幹保

1990年代

90-91 中垣内祐一 / 91-92 楊成太 / 92-93 青山繁 / 93-94 大竹秀之

Vリーグ
1990年代
2000年代
V・プレミア
リーグ
2000年代
2010年代
V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代
V・プレミアリーグ男子新人賞
日本リーグ
1970年代

74-75 吉田重誉 / 75-76 山田修司 / 76-77 村上情次 / 77-78 花輪晴彦 / 78-79 鶴徹朗 / 79-80 藤田幸光

1980年代

80-81 該当者なし / 81-82 蘇武幸志 / 82-83 笠間裕治 / 83-84 奥野浩昭 / 84-85 米山一朋 / 85-86 川合俊一 / 86-87 眞鍋政義 / 87-88 植田辰哉 / 88-89 中西弘之 / 89-90 泉水智

1990年代

90-91 中垣内祐一 / 91-92 該当者なし / 92-93 泉川正幸宮崎謙彦 / 93-94 佐々木太一

Vリーグ
1990年代

94-95 平野信孝 / 95-96 該当者なし / 96-97 高橋智則 / 97-98 朝日健太郎 / 98-99 川浦博昭 / 99-00 加藤陽一

2000年代

00-01 河野裕輔 / 01-02 甲斐祐之 / 02-03 越谷章 / 03-04 越川優 / 04-05 阿部裕太 / 05-06 石島雄介

V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 富松崇彰 / 07-08 白澤健児 / 08-09 福澤達哉 / 09-10 今村駿

2010年代

10-11 岡本祥吾 / 11-12 手塚大 / 12-13 千々木駿介 / 13-14 深津英臣 / 14-15 鶴田大樹 / 15-16 柳田将洋 / 16-17 藤中謙也 / 17-18 井上航

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代

20-21 河東祐大 / 21-22 大塚達宣村山豪 / 22-23 該当者なし

V・プレミアリーグ男子ベスト6
Vリーグ
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
プレミア
リーグ
2006/07
2007/08
2008/09
2009/10
2010/11
2011/12
2012/13
2013/14
2014/15
2015/16
2016/17
2017/18
V.LEAGUE
DIVISION1
2018/19
2019/20
2020/21
2021/22
2022/23
 
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2017年
2018年
2019年
★は黒鷲賞、☆は敢闘賞
 
日本の旗 バレーボール日本男子代表
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2008 北京五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2008 北京五輪 オリンピックの旗
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2009 グラチャン 3 3位
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2010 世界選手権
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2011 ワールドカップ
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2012 ロンドン五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2013 グラチャン
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2016 リオデジャネイロ五輪 世界最終予選
日本の旗 バレーボール全日本男子 - 2018 世界選手権
日本の旗 バレーボール日本男子代表 - 2019 ワールドカップ