比江島慎

比江島慎
*Makoto Hiejima*
宇都宮ブレックス No.6

ポジション	SG
基本情報
愛称	まこひえじ M6H
国籍	日本
生年月日	(1990-08-11) 1990年 8月11日（33歳）
出身地	福岡県古賀市
身長	191cm (6 ft 3 in)
体重	88kg (194 lb)
キャリア情報
中学校	福岡市立百道中学校
高校	洛南高等学校
大学	青山学院大学
プロ選手期間	2013年–現在
経歴
2013-2018	シーホース三河
2018-2019	ブリスベン・ブレッツ
2019-	宇都宮ブレックス
受賞歴
B.LEAGUE ・B.LEAGUE 2021-22 優勝・B.LEAGUE 2021-22 CHAMPIONSHIP MVP ・B.LEAGUE 2017-18 シーズンMVP ・B.LEAGUEシーズンベスト5 (2018, 2017) ・天皇杯ベスト5 (2021, 2018) NBL ・NBLシーズンベスト5 (2016) ・天皇杯優勝 (2016) ・NBL新人王 (2014)
選手情報 B.LEAGUE.jp
代表歴
キャップ	日本 2012年 - 現在

比江島慎（ひえじままこと、1990年〈平成2年〉8月11日 - ）は、日本のプロバスケットボール選手。東京オリンピックバスケットボール男子日本代表。B.LEAGUE 宇都宮ブレックス所属。

2021-22シーズンには B.LEAGUE 2021-22 CHAMPIONSHIP MVPを受賞。^[1]「比江島ステップ」と呼ばれる独特なリズムのドライブ^[2]や、3Pシュートなど、様々な得点パターンを持つ。ポジションはシューティングガード。背番号6。福岡県古賀市出身。

経歴（学生時代）

小学校では福岡県古賀市の古賀ブレイスに所属する^[3]。福岡市立百道中学校ではエースとして活躍し、福岡県選抜に選出^[4]。 2006年4月、京都の洛南高等学校に進学。 1年時の第37回ウインターカップ（全国高等学校バスケットボール選手権大会）では北陸高校を破り優勝。 2年時の第38回ウインターカップの決勝戦では28得点を記録して2連覇に貢献。 3年時の第39回ウインターカップでも優勝し、男子では史上2校目となるウィンターカップ3連覇に貢献^[5]。 2009年4月、青山学院大学に進学。インカレ（全日本大学バスケットボール選手権大会）では2010年と2011年の2年連続優勝。4年時の2012年に日本代表に初選出。

経歴（プロキャリア）

2013年4月、アイシンシーホース三河（現：シーホース三河）に入団。プロ1年目の2013-14シーズンには、NBLルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2016年、第91回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会で優勝。2015-16シーズンには、NBLシーズンベスト5を受賞。2016年にB.LEAGUEが開幕。2016-17、2017-18と2シーズン続けてB.LEAGUEシーズンベスト5を受賞。2017-18シーズンにはB.LEAGUE2017-18シーズンMVPを受賞。2018-19シーズンにはオーストラリアリーグNBL、2019年にはNBAサマーリーグでニューオーリンズ・ペリカンズにてプレー^[6]するなど海外挑戦も経験。2019年より宇都宮ブレックスでプレーし、2020-21シーズンにはB.LEAGUEシーズン最高勝率、B.LEAGUE FINALS 2020-21進出に貢献。2021-22シーズンにはエースとしてチームを優勝に導き、B.LEAGUE 2021-22 CHAMPIONSHIP MVPを受賞。

日本代表

2012年に日本代表に初選出。2016年、FIBA男子オリンピック世界最終予選（OQT）に出場。FIBAバスケットボールワールドカップ2019出場。2021年、東京オリンピック日本代表に選出。オリンピック直前のフランス（東京オリンピックで準優勝）との国際強化試合では、FG3本全て、FTも8本中7本を決めて15得点の活躍^[7]で、歴史的勝利に貢献。東京オリンピックでは全3試合に出場。日本代表のパリオリンピック出場権のかかるFIBAワールドカップ2023の17位〜32位決定戦ベネズエラ戦では第4クォーターに17得点を決める23得点2スティールの活躍^[8]で日本代表の逆転勝利に貢献した。

記録

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	PPG	平均得点	太字	キャリアハイ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2013–14	アイシン	53	5	30.4	.501	.462	.762	3.1	2.9	1.1	.3	11.8
2014–15†	アイシン	42	36	29.3	.466	.294	.738	2.9	3.0	1.3	.3	10.2
2015–16	アイシン	51	51	32.6	.493	.369	.771	3.2	2.9	1.3	.4	14.3
B1 2016-17	三河	59	55	29.1	.474	.420	.769	3.1	3.4	1.2	.4	12.9
B1 2017-18	三河	55	44	25.9	.505	.395	.760	2.9	4.1	1.2	.5	12.9
2018–19 NBL season	Brisbane	3	0	.6	.000	.000	.000	.0	.0	.0	.0	.0
B1 2018-19	宇都宮	29	7	23.3	.502	.429	.653	2.2	3.5	1.1	.5	9.9
B1 2019-20	宇都宮	40	39	24.3	.457	.352	.793	2.1	3.5	1.0	.4	10.0
B1 2020-21	宇都宮	42	20	18.9	.479	.342	.744	1.5	2.3	0.7	.2	8.4
B1 2021-22†	宇都宮	51	51	22.0	.494	.420	.710	2.2	3.7	1.1	.4	11.5
B1 2022-23	宇都宮
B1 2023-24	宇都宮

人物

「ステラリアン・バスケットボール株式会社」所属。
自身のブランド「M6H（エムシックスエイチ）」のプロデュースを行う。
オンラインサロン「まこドライ部」を運営[1] 。
プロ野球観戦が趣味で、地元福岡の福岡ソフトバンクホークスの大ファン。
愛称は「まこ」。

脚注

^ “NEWS - B.LEAGUE（Bリーグ）公式サイト”. ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ. 2022年7月31日閲覧。
^ “世界4位に善戦、光った「比江島ステップ」バスケ日本男子”. 西日本新聞me. 2022年8月4日閲覧。
^ “古賀ブレイスチーム紹介”. 古賀ブレイス. 2023年8月12日閲覧。
^ “ＦＵＪＩ　ＸＥＲＯＸ　ＣＵＰ　２００４　第１７回　都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会　福岡県選抜選手”. 福岡県バスケットボール協会. 2023年8月12日閲覧。
^ “「日本人で最もNBAに近い男」比江島の自信を生み出した引き出し”. エキサイトニュース. 2023年8月12日閲覧。
^ “比江島慎もサマーリーグ参戦…日本人4人目、ザイオン擁するペリカンズへ”. BASKETBALLKING. 2019年7月2日閲覧。
^ バスケ日本代表の勝利のキーマン、比江島慎、オリンピック本番に向け「ワールドカップの反省点を含めて出し切る」
^ “日本代表、ベネズエラに大逆転勝利！4Q比江島慎の爆発から五輪出場権に向けて貴重な一勝を挙げる”. 月間バスケットボールWEB. 2023年8月31日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、比江島慎に関連するカテゴリがあります。

比江島慎 - B.LEAGUE
Makoto Hiejima at fiba.basketball
選手スタッツ

宇都宮ブレックス 2023-24

スタッフ

ヘッドコーチ佐々宜央
アシスタントコーチ荒川哲史、ケビン・ブラスウェル

選手

G	0 田臥勇太(PG) 4 四家魁人(PG) 6 比江島慎(SG) 9 遠藤祐亮 12 高島紳司(SG) 13 渡邉裕規(PG) 18 鵤誠司(PG) 25 ディージェイ・ニュービル
F	14 村岸航(SF) 33 ギャビン・エドワーズ(PF)(帰) 34 グラント・ジェレット(PF) 42 アイザック・フォトゥ(PF)
F/C	10 竹内公輔

表話編歴アイシンシーホース三河 2014-15 NBL優勝
0 橋本竜馬 \| 3 柏木真介 \| 6 比江島慎 \| 7 福田真生 \| 8 喜多川修平 \| 13 スコット・モリソン \| 14 金丸晃輔（プレーオフMVP） \| 15 白濱僚祐 \| 21 ギャビン・エドワーズ \| 32 桜木ジェイアール \| 34 高橋マイケル \| コーチ：鈴木貴美一

表話編歴宇都宮ブレックス 2021-22 Bリーグ優勝
0 田臥勇太 \| 3 ブランドン・ジャワト \| 6 比江島慎（チャンピオンシップMVP） \| 7 テーブス海 \| 9 遠藤祐亮 \| 10 竹内公輔 \| 11 荒谷裕秀 \| 13 渡邉裕規 \| 18 鵤誠司 \| 20 チェイス・フィーラー \| 31 喜多川修平 \| 40 ジョシュ・スコット \| 42 アイザック・フォトゥ \| コーチ：安齋竜三

関連項目

ナショナルバスケットボールリーグルーキー・オブ・ザ・イヤー

日本リーグ

1970年代	70-71 阿部成章 71-72 三浦真造 72-73 土田真嗣 73-74 藤本裕 74-75 尾鷲邦男 75-76 沼田宏文 76-77 村上一義 77-78 該当者なし 78-79 加藤伸樹/蛭川敏明 79-80 岡山恭崇
1980年代	80-81 中島康行 81-82 高木寛治 82-83 池内泰明 83-84 永井雅彦 84-85 陸川章 85-86 唐木田司 86-87 山下雄樹 87-88 白浜勝明 88-89 目由紀宏 89-90 外山英明
1990年代	90-91 渡辺信宏 91-92 宮田幸典 92-93 石橋貴俊 93-94 阿部理 94-95 長谷川誠 95-96 高橋マイケル 96-97 比嘉靖 97-98 庄司和広 98-99 該当者なし 99-00 梶山信吾

旧JBL

2000年代	プレ大野篤史 01-02 渡邉拓馬 02-03 田臥勇太 03-04 五十嵐圭 04-05 柏木真介 05-06 川村卓也 06-07 佐藤託矢

JBL

2000年代	07-08 竹内公輔/竹内譲次 08-09 広瀬健太 09-10 西村文男
2010年代	10-11 小林大祐 11-12 金丸晃輔 12-13 辻直人

NBL

2010年代	13-14 比江島慎 14-15 田中大貴 15-16 中東泰斗

表話編歴 Bリーグベストファイブ
2016-17	富樫勇樹(千葉) 田中大貴(A東京) ニック・ファジーカス(川崎) 比江島慎(三河) 金丸晃輔(三河)
2017-18	富樫勇樹(千葉) 田中大貴(A東京) ニック・ファジーカス(川崎) 比江島慎(三河) 金丸晃輔(三河)
2018-19	富樫勇樹(千葉) ダバンテ・ガードナー(新潟) 遠藤祐亮(栃木) 田中大貴(A東京) 金丸晃輔(三河)
2019-20	富樫勇樹(千葉) ライアン・ロシター(宇都宮) 藤井祐眞(川崎) 田中大貴(A東京) 金丸晃輔(三河)
2020-21	富樫勇樹(千葉) 藤井祐眞(川崎) ニック・ファジーカス(川崎) ジュリアン・マブンガ(富山) 金丸晃輔(三河)
2021-22	富樫勇樹(千葉) 藤井祐眞(川崎) ニック・ファジーカス(川崎) 安藤誓哉(島根) ドウェイン・エバンス(琉球)
2022-23	富樫勇樹(千葉J) 原修太(千葉J) クリストファー・スミス(千葉J) 河村勇輝(横浜BC) ペリン・ビュフォード(島根)
太字はMVP

表話編歴 BリーグシーズンMVP
2010年代	2016-17 N.ファジーカス 2017-18 比江島慎 2018-19 富樫勇樹 2019-20 田中大貴
2020年代	2020-21 金丸晃輔 2021-22 藤井祐眞 2022-23 河村勇輝

表話編歴 BリーグファイナルMVP
2010年代	2016-17 古川孝敏 2017-18 田中大貴 2018-19 馬場雄大 2019-20 未開催の為、該当者なし。
2020年代	2020-21 S.サイズ 2021-22 比江島慎 2022-23 A.ダーラム

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2013 アジア選手権
4 松井啓十郎 5 田中大貴 6 比江島慎 7 太田敦也 8 渡邊雄太 9 栗原貴宏 10 竹内公輔 11 桜井良太 12 桜木ジェイアール 13 辻直人 14 金丸晃輔 15 ショーン・ヒンクリー HC 鈴木貴美一

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2014 アジア競技大会 3 銅メダル
4 石崎巧 5 小野龍猛 6 比江島慎 7 古川孝敏 8 太田敦也 9 辻直人 10 竹内公輔 11 田中大貴 12 張本天傑 13 富樫勇樹 14 金丸晃輔 15 竹内譲次
HC 長谷川健志

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2015 アジア選手権
0 田臥勇太 6 比江島慎 8 太田敦也 10 橋本竜馬 15 竹内譲次 16 松井啓十郎 17 荒尾岳 24 田中大貴 25 古川孝敏 34 小野龍猛 42 広瀬健太
HC 長谷川健志

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2016 リオデジャネイロ五輪世界最終予選
0 田臥勇太 3 辻直人 6 比江島慎 8 太田敦也 10 竹内公輔 11 橋本竜馬 12 渡邊雄太 15 竹内譲次 16 松井啓十郎 25 古川孝敏 34 小野龍猛 42 広瀬健太 HC 長谷川健志

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2017 アジアカップ
0 橋本竜馬 2 富樫勇樹 6 比江島慎 7 篠山竜青 8 太田敦也 10 竹内公輔 18 馬場雄大 24 田中大貴 25 古川孝敏 34 小野龍猛 35 アイラ・ブラウン 88 張本天傑
HC フリオ・ラマス

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2019 ワールドカップ
3 安藤誓哉 6 比江島慎 7 篠山竜青 8 八村塁 10 竹内公輔 12 渡邊雄太 13 安藤周人 15 竹内譲次 18 馬場雄大 22 ファジーカスニック 24 田中大貴 32 シェーファーアヴィ幸樹 HC フリオ・ラマス

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2020 東京オリンピック
2 富樫勇樹 6 比江島慎 8 八村塁 9 ベンドラメ礼生 12 渡邊雄太 14 金丸晃輔 18 馬場雄大 23 エドワーズギャビン 24 田中大貴 32 シェーファーアヴィ幸樹 34 渡邉飛勇 88 張本天傑 HC フリオ・ラマス

表話編歴バスケットボール男子日本代表 - 2023 ワールドカップ
2 富樫勇樹 5 河村勇輝 6 比江島慎 12 渡邊雄太 18 馬場雄大 19 西田優大 24 ジョシュ・ホーキンソン 30 富永啓生 31 原修太 75 井上宗一郎 91 吉井裕鷹 99 川真田紘也 HC トム・ホーバス