桜木ジェイアール

桜木 ジェイアール
JR Sakuragi
富山グラウジーズ  No.52
ポジション SF/PF
役職 スーパーバイジングコーチ
基本情報
愛称 J
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本
生年月日 (1976-10-30) 1976年10月30日(47歳)
出身地 カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州ベーカーズフィールド
身長(現役時) 203cm (6 ft 8 in)
体重(現役時) 105kg (231 lb)
キャリア情報
大学 UCLA
NBAドラフト 1998年 / 2巡目 / 全体56位[1]
プロ選手期間 1998 - 2020
2023.3–現在
指導者期間 2020–現在
経歴
選手時代:
1998-1999Quad City Thunder
1999バンクーバー・グリズリーズ
1999-2001ラスベガス・シルバー・バンデッツ
2001パリ・バスケット・レーシング
2001マリノスBBC
2001-2005アイシン精機アイシンシーホース
アイシン シーホース
2005マリノスBBC
2006ヒューマカオ
2006-2007アイシン シーホース
2007ヒューマカオ
2007-2020アイシン シーホース
アイシン シーホース三河
シーホース三河
2023.3-2023.5越谷アルファーズ
コーチ時代:
2020-2021アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
2021-2023越谷アルファーズ
2023-富山グラウジーズ
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

桜木 ジェイアール(さくらぎ ジェイアール、1976年昭和51年〉10月30日 - )は、日本プロバスケットボール選手で指導者。アメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身。ポジションはパワーフォワード兼センター。役職はスーパーバイジングコーチB.LEAGUE富山グラウジーズ所属。旧名はジェイアール・ヘンダーソン(JR Henderson, 本名: Milton Henderson Jr.)。

来歴・人物

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)在学中の1994-1995シーズンに、1年生ながら一試合平均9.2点をあげ、全米大学バスケット選手権での優勝に貢献。CBAを経て、1998年のNBAドラフトの2巡目で指名を受けてバンクーバー・グリズリーズでプレー。フランスやベネズエラでプレーをし、2001年アイシン(現:シーホース三河)に入団。

インサイドでのポストプレーでチームの中心となり、2002年からのオールジャパン4連覇。2002-03・2003-04のスーパーリーグ連覇に貢献。

2007年に日本国籍を取得[1]北京オリンピック予選を兼ねるアジア選手権日本代表に選ばれる。NBA経験者の代表入りは史上初。

2008年オールジャパン決勝で34点を獲得し優勝に貢献、ベスト5に選出された。2008年含めて、計6回ベスト5に選出されている。 2017年4月1日のBリーグ、京都ハンナリーズ戦で来日通算9000得点を達成した。

「桜木」と言う苗字は「桜の木は希望や明るい気持ちを与える。そのような存在でいたいから」と言う思いから付けられた。なお、日本のバスケットボール漫画『スラムダンク』の主人公・桜木花道と同姓であるが、ジェイアール本人はそれまでその漫画の存在を知らず、全くの偶然だという[2]

日本バスケットボールリーグのオールスターの常連でもあり、JBL時代は3シーズン連続MVPを受賞している。

2017-18シーズンではインサイドプレイヤーながら平均5,3アシストを記録する等、視野が広い選手である。まずゴール下で面を取り、相手がダブルチームに来ればフリーになった味方にパスを捌き、来なければ巧みなポストプレーで得点する。彼のパスは金丸を筆頭とした三河のシューター達を生かす。さながら彼の存在そのものが、三河の戦術の一つと言えるほどチームの攻守に欠かせない選手。

2019-20シーズンをもって引退を発表した。引退後はWリーグに所属するアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスのテクニカルアドバイザーに就任する。またB.LEAGUEに所属する越谷アルファーズのテクニカルアドバイザーにも就任した[3]

2021-22シーズンから、監督に匹敵するスーパーバイジングコーチに就任した[4]

2022-23シーズンも前シーズンと同様に越谷アルファーズのスーパーバイジングコーチを務めていたが、シーズン途中の3月13日に現役選手に復帰した[5]。東京Z戦にてダンクなどで得点も記録している。当シーズン終了後に越谷を退団し、2023-24シーズンからは富山グラウジーズのスーパーバイジングコーチに就任した[6]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

B.LEAGUE

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B1 2016-17 三河 57 57 23:37 53.4 23.5 68.6 7.0 4.1 0.4 0.1 1.6 11.6
B1 2017-18 59 57 29:00 55.6 16.1 75.8 8.4 5.3 0.7 0.1 1.8 15.5
B1 2018-19 53 38 28:00 51.0 18.2 71.7 6.9 5.1 0.7 0.1 1.5 12.8
B1 2019-20 40 28 22:26 53.1 27.3 67.7 5.2 3.0 0.6 0.2 1.2 7.8

ポストシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
CS 2016-17 三河 4 4 21:11 50.0 20.0 75.0 3.5 2.8 0.5 0.3 1.8 8.0
CS 2017-18 4 4 26:11 28.6 0.0 81.8 7.5 4.3 0.0 0.0 1.5 6.3

脚注

  1. ^ Kelly Scaletta (2019年). “Winners and Losers from 2019 NBA Draft”. ブリーチャーレポート. 2020年6月25日閲覧。
  2. ^ “桜木ジェイアール選手がもたらすもの バスケ”. (2007年7月16日). http://www.s-move.jp/item_14671.html 2014年9月18日閲覧。 
  3. ^ “桜木ジェイアール テクニカルアドバイザー就任のお知らせ”. 越谷アルファーズ公式サイト (2021年4月8日). 2021年4月8日閲覧。
  4. ^ “越谷アルファーズ 2021-22シーズン コーチングスタッフ決定のお知らせ”. 公式サイト. (2021年6月11日). https://www.koshigaya-alphas.com/news/detail/id=45455 2021年6月15日閲覧。 
  5. ^ “桜木ジェイアール スーパーバイジングコーチ"2022-23シーズン選手登録"のお知らせ”. 越谷アルファーズ. (2023年3月13日). https://www.koshigaya-alphas.com/news/detail/id=46336 2023年5月17日閲覧。 
  6. ^ “桜木ジェイアールスーパーバイジングコーチ 契約合意のお知らせ”. 富山グラウジーズ. (2023年6月20日). https://grouses.jp/news/detail/id=20589 2023年6月20日閲覧。 

関連項目

外部リンク

  • JR Sakuragi/Henderson (@JRSakuragi32) - X(旧Twitter)
  • JR Sakuragi (@jrsakuragi) - Instagram
富山グラウジーズ 2023-24
スタッフ
選手
G
G/F
F
F/C
  • 15 エージェー・エドゥ
アイシンシーホース三河 2014-15 NBL優勝

0 橋本竜馬 | 3 柏木真介 | 6 比江島慎 | 7 福田真生 | 8 喜多川修平 キャプテン | 13 スコット・モリソン | 14 金丸晃輔(プレーオフMVP) | 15 白濱僚祐 | 21 ギャビン・エドワーズ | 32 桜木ジェイアール | 34 高橋マイケル | コーチ:鈴木貴美一

日本リーグ
1970年代
1980年代
  • 80-81 ラリー・ジョンソン
  • 81-82 ラリー・ジョンソン
  • 82-83 岡山恭崇
  • 83-84 ラリー・ジョンソン
  • 84-85 三神雅明
  • 85-86 ラリー・ジョンソン
  • 86-87 中島康行
  • 87-88 三神雅明
  • 88-89 テッド・ヤング
  • 89-90 クレアランス・マーチン
1990年代
旧JBL
2000年代
JBL
2000年代
2010年代
  • 10-11 桜木ジェイアール
  • 11-12 桜木ジェイアール
  • 12-13 桜木ジェイアール
NBL
2010年代
東京運動記者クラブバスケットボール分科会選出 年間ベスト5賞男子
1980年代
1981年度
1982年度
1983年度
1984年度
1985年度
1986年度
1987年度
1988年度
  • 池内泰明
  • 中島康行
  • 大野和也
  • D.ウィルキンソン
  • C.マーチン
1989年度
  • 池内泰明
  • C.マーチン
  • J.ウイルクス
  • 村田健一
  • 辻村浩
1990年代
1990年度
1991年度
1992年度
1993年度
1994年度
1995年度
1996年度
1997年度
1998年度
1999年度
2000年代
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年代
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
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