ソムリエナイフ

ソムリエナイフの例。支点部、スクリュー、ハンドルと小さなナイフを備える

ソムリエナイフ: sommelier knife)は、コルクスクリューの一種で、ポケットナイフのような形をした折りたたみ式のものをいう。レストランなどでソムリエが多く使うことから名づけられた。英語では waiter's corkscrew、または waiter's friend とも呼ばれる。

フランスの Scip(スキップ)社の「シャトー・ラギオール」という製品がよく知られているが、他にも様々なデザインのものが市販されている。コルク抜きだけでなく栓抜きビール瓶などの王冠を外す)としての機能も備えているものも多い。

使い方

  1. ハンドル部に収納されている小さなナイフを使い、瓶の口を覆っているラッピングを剥がす。
  2. スクリューをコルクにねじ込む。スクリューのとがっている先がコルクの中心になるように横にして差し込み、最初の一周で垂直に戻す。
  3. スクリューを一周ほど残し、ハンドルの反対側に付いている金属部分を瓶の縁にかけ、支点とする。
  4. ハンドルを引き上げ、てこの原理でコルクを引き上げる。その後、手で回しながら引き抜くことで音がしない。

ギャラリー

  • ソムリエナイフ
    ソムリエナイフ
  • コルクスクリューとコルク抜きてこを開いた様子。ブレードはグリップの背に折りたたまれている。てこの回転軸近くに栓抜きを備えるのが見える。
    コルクスクリューとコルク抜きてこを開いた様子。ブレードはグリップの背に折りたたまれている。てこの回転軸近くに栓抜きを備えるのが見える。

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