高橋松吉

高橋 松吉(たかはし まつよし、1955年9月13日 - )は、秋田県出身の元自転車競技(ロードレース)選手。

略歴

大曲東高等学校卒業。ミヤタ自転車工業に入社後、レーシング部の一員として活躍。実業団レースでは常に逃げて独走優勝がスタイルだった。1984年ロサンゼルスオリンピックにおいて、1964年東京オリンピック以来、20年ぶりとなるオリンピック大会の男子個人ロードレース出場を果たし45位。同年日本人初の、近代ステージレース、アメリカのクアーズクラシックにパールイズミチームで出場して完走を果たす。翌年1985年もサンツアーチームの一員として森幸春、ボブ・ロール、ギャビン・ティルコット等と参戦して完走する。同年、アマチュアのツールドフランスと呼ばれる、ツール・ド・ラヴニールに日本代表メンバーとして参戦し完走。1987年の第1回ツール・ド・北海道では、最終ステージで前日まで総合首位の三谷寛志を逆転し、初代総合優勝者に輝いた。

1988年、ツール・ド・北海道優勝と世界レベルに近づく為、国内エース級の選手を招集し、ボスコレーシングチーム(後にエプソン・ボスコレーシングチーム)を結成した。

その後、プロライセンスを取得し、1990年宇都宮で開催された世界選手権プロロードレースに出場(途中棄権)。また、1992年に結成された日本人選手のみのプロチームである、ジャパン・プロロード・プロジェクトの一員としても活動した。

引退後は日本代表や実業団チームなどの監督、コーチを歴任。2004年アテネオリンピックでは、ロードレースのコーチとして帯同した。

外部リンク

  • スポルトピーノ
  • 高橋松吉 - サイクリングアーカイヴス(英語)
日本の旗 全日本アマチュア自転車競技選手権大会・男子個人ロードレース優勝者
全アマ
1930年代
  • 32 小林勇
  • 36 出宮順一
  • 37 高橋高三郎
  • 38 柳田數雄
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1940年代
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  • 47 飯村一男
  • 48 日橋源一
  • 49 日橋源一
1950年代
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  • 51 村野正明
  • 52 皆吉良宏
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  • 54 小泉武弘
  • 55 若林節夫
  • 57 若林節夫
  • 58 高橋彌重蔵
  • 59 高橋彌重蔵
1960年代
  • 60 高橋彌重蔵
  • 62 佐藤栄
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  • 64 大宮政志
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  • 66 中原曙観
  • 67 斧隆夫
  • 68 熱海茂
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