高木陽介

高木 陽介
たかぎ ようすけ
2023年8月、首相官邸にて
生年月日 (1959-12-16) 1959年12月16日(64歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都大田区
出身校 創価大学法学部法学科
前職 毎日新聞社記者
所属政党公明党→)
(公明新党→)
新進党→)
(新党平和→)
公明党
称号 法学士
公式サイト 衆議院議員 高木陽介 オフィシャルサイト

選挙区 (旧東京11区→)
比例東京ブロック
当選回数 9回
在任期間 1993年 - 1996年
2000年 - 現職

その他の職歴
公明党政務調査会長
2022年9月25日[1] - 現職)
公明党選挙対策委員長
2006年5月[1] - 2013年8月7日[1]
2021年11月8日[1] - 2022年9月25日)
公明党国会対策委員長
2018年9月30日[1] - 2021年11月8日)
公明党幹事長代理
2009年7月[1] - 現職)
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高木 陽介(たかぎ ようすけ、1959年12月16日 - )は、日本政治家公明党所属の衆議院議員(9期)、公明党政務調査会長。

経済産業副大臣内閣府副大臣(第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣・第3次安倍第1次改造内閣・第3次安倍第2次改造内閣)、国土交通大臣政務官(第1次小泉第1次改造内閣)、衆議院総務委員長、公明党選挙対策委員長、同国会対策委員長などを歴任した[1]

経歴

2013年1月2日東京都新宿駅西口にて

政策・主張

憲法

  • 憲法改正について、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[2]
  • 9条改憲について、2014年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[3]。2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[4]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[4]

外交・安全保障

  • 安全保障関連法の成立について、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば評価する」と回答[2]
  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[2]
  • 北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[2]
  • 日本による過去の植民地支配と侵略を認めて謝罪した「村山談話」の見直し論議について、2014年の毎日新聞社のアンケートで「見直すべきではない」と回答[3]
  • 従軍慰安婦に対する旧日本軍の関与を認めた「河野談話」の見直し論議について、2014年の毎日新聞社のアンケートで「見直すべきではない」と回答[3]
  • 第2次安倍内閣が2013年に提出した特定秘密保護法案は同年12月6日に可決成立した[5]。「こうした法律が日本に必要と思うか」との2014年の毎日新聞社のアンケートに対し、「必要」と回答[3]

ジェンダー

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年の朝日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[2]。2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[4]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[2]。「同性婚を制度として認めるべきだと考るか」との2021年の毎日新聞社のアンケートに対し「認めるべき」と回答[4]
  • クオータ制の導入について、2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[4]

その他

  • アベノミクスについて、2017年の朝日新聞社のアンケートで「評価する」と回答[2]
  • 安倍内閣による森友学園問題加計学園問題への対応について、2017年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば評価しない」と回答[2]
  • 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[6]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[7]9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議代表質問で再調査の実施を否定した[8]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し、選択肢以外の回答をした[4]
  • 「『道徳』を小中学校の授業で教え、子供を評価することに賛成か、反対か」との問いに対し、2014年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[3]

人物

  • 2021年8月17日、東京都内の日本料理店において二階俊博(自由民主党幹事長)ら5人での会食を行なった事が報道された(当時は新型コロナ禍で感染対策が求められている時期であり、政府は4人以下での会食を求めていた)。高木は記者に対して「会食ではない。打ち合わせの前に、それぞれ昼食を『黙食』でとった」と話した[9][10]が、8月20日の記者会見において、石井啓一は「大いに反省している」「全員がワクチンを2回接種し、感染防止対策も取ったとした上で『大丈夫だろうと思っていたところに油断があった』」と釈明した[11]
  • ジャーナリスト鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2010年に教団関連団体発行の月刊誌にインタビューが掲載されていたとされる[12]
  • 妻は大学の同期生[13]
  • 特技は柔道柔道一直線に憧れ、中学2年から大学2年まで続け、高校2年生で二段を取得)。得意技は背負い投げ一本。高校時代は東京都大会でベスト16まで進んだこともある。
  • 座右の銘は「奔馳不息(ほんちふそく)」(どのような状況でも前向きに走り続ける)[13]
  • 趣味は将棋、写真[13]
  • 読書は歴史小説をよく読む[13]
  • 道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会から献金を受けている[14]。同研究会は道路特定財源の一般財源化に反対している。
  • 新聞記者出身であることからメディア対応にたけており、公明党の若手の論客として『ビートたけしのTVタックル』『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』『みのもんたの朝ズバッ!』など多数のテレビ番組に出演した。

現在の役職

公明党

過去の役職

衆議院

内閣

公明党

所属議員連盟

脚注

  1. ^ a b c d e f g “略歴”. 衆議院議員 高木陽介オフィシャルサイト. 2023年7月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h “高木陽介”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e “東京ブロック 高木陽介”. 2014衆院選. 毎日新聞社. 2022年5月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f “公明 東京 高木陽介”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
  5. ^ “特定秘密保護法 参院で可決・成立”. NHK. 2023年10月14日閲覧。
  6. ^ “「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
  7. ^ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
  8. ^ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。
  9. ^ “二階幹事長ら5人が堂々のランチ会食 〝黙食〟主張でネット炎上、党内からも「勘弁して」”. 東スポWeb (2021年8月17日). 2021年8月19日閲覧。
  10. ^ “二階氏ら5人で食事、森山氏「配慮足りず」「日程調整難しい」釈明(会員制)”. 朝日新聞DIGITAL. (2021年8月19日). https://www.asahi.com/articles/DA3S15014424.html 2021年8月19日閲覧。 
  11. ^ “5人会食「油断あった」 公明幹事長が釈明”. 産經新聞. (2021年8月20日). https://www.sankei.com/article/20210820-2GNLX4EO5VJSXAKMUDGXGSIDTU/ 2021年8月20日閲覧。 
  12. ^ 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染-追跡3000日』小学館、2022年。ISBN 978-4093801232 p307~318
  13. ^ a b c d 公式プロフィール
  14. ^ 衆議院議員鈴木宗男君提出社団法人全日本トラック協会への補助金のあり方に関する質問に対する答弁書
  15. ^ 公明党大会で山口代表の8期目を了承 幹部人事も新味欠く

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
党職
先代
竹内譲
公明党政務調査会長
2022年 -
次代
現職
先代
西田実仁
公明党選挙対策委員長
2021年 - 2022年
次代
西田実仁
先代
大口善徳
公明党国会対策委員長
2017年 - 2021年
次代
佐藤茂樹
公職
先代
松島みどり
赤羽一嘉
日本の旗 経済産業副大臣
山際大志郎
鈴木淳司
松村祥史と共同

2014年 - 2017年
次代
西銘恒三郎
武藤容治
先代
木村隆秀
田中和徳
木村仁
日本の旗 国土交通大臣政務官
菅義偉
森下博之と共同
岩城光英
鶴保庸介と共同

2002年 - 2003年
次代
鶴保庸介
佐藤茂樹
斉藤滋宣
議会
先代
北側一雄
日本の旗 衆議院総務委員長
2013年 - 2014年
次代
桝屋敬悟
日本の旗 内閣府副大臣
日本の旗 国土交通大臣政務官
第41回
(定数19)
自由民主党
新進党
民主党
日本共産党
社会民主党
第42回
(定数17)
民主党
自由民主党
日本共産党
自由党
公明党
社会民主党
第43回
(定数17)
民主党
自由民主党
公明党
日本共産党
第44回
(定数17)
自由民主党
民主党
公明党
日本共産党
社会民主党
第45回
(定数17)
民主党
自由民主党
公明党
日本共産党
みんなの党
第46回
(定数17)
自由民主党
日本維新の会
民主党
みんなの党
公明党
日本共産党
日本未来の党
  • 青木愛
第47回
(定数17)
自由民主党
民主党
日本共産党
維新の党
公明党
第48回
(定数17)
自由民主党
立憲民主党
希望の党
公明党
日本共産党
第49回
(定数17)
自由民主党
立憲民主党
日本維新の会
公明党
日本共産党
れいわ新選組
↓:途中辞職、失職など、↑:繰り上げ当選
公明党
支持母体:創価学会
歴代代表
公明党委員長
公明代表
公明党代表
閣僚経験者
細川内閣
羽田内閣
第2次改造小渕内閣
第1次第2次森内閣
第2次森改造内閣 (中央省庁再編前)
第2次森改造内閣 (中央省庁再編後)
第1次・第1次再改造・第2次小泉内閣
第2次改造・第3次・第3次改造小泉内閣
第1次・第1次改造安倍内閣
福田内閣
改造福田内閣
麻生内閣
第2次・第2次改造・第3次安倍内閣
第3次第1次改造・第3次第2次改造・第3次第3次改造安倍内閣
第4次・第4次第1次改造安倍内閣
第4次第2次改造安倍内閣
菅義偉内閣
第1次第2次・第2次第1次改造・第2次第2次改造岸田内閣
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