餅アイス

抹茶味、バニラ味、イチゴ味の餅アイス。

餅アイス(もちアイス、: Mochi ice cream)は、日本で生まれたの中にアイスクリームを詰めた冷菓

歴史

1970年代後半から1980年代前半にかけて、日本では、白玉入りのアイスクリームあんみつフルーツポンチ、カスタードクリームやチョコクリーム、またはチーズ入り今川焼きたい焼きクロワッサン生地の餡パン、バニラアイスや練乳入り抹茶かき氷など、和洋折衷デザートや食品が続々と登場し一つのブームになっていた。

その潮流の中で、1981年10月にロッテが日本で「雪見だいふく」を発売し、それ以降「餅アイス」が広まっていった。

種類

登場当初はバニラアイスが入ったものが主流だったが、その後、チョコレートなど様々なタイプが売られている。

世界への広がり

アメリカ合衆国では日系アメリカ人4世のフランシス・ハシモトが経営するロサンゼルスの老舗和菓子屋のミカワヤが、求肥を使うロッテの雪見だいふくとは別の製法で10年以上の月日を費やして創作し、1990年代に日本食レストランなどに卸していて人気を博した。2015年にミカワヤが買収され、2017年には「My/Mo」というブランドを立ち上げ、一般のアメリカ人をターゲットに大手スーパーチェーンでモチアイスコーナーの設置を開始した。当初は数店舗のみでの試験的販売だったが、その後はほとんどの店舗で扱うようになった[1]。欧州やアジア諸国でも「Mochi ice cream」などと呼ばれて人気が出ている。

脚注

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  1. ^ 「雪見だいふく風もちアイス、全米で人気拡大」(2017/04/28,ニコニコニュース)

関連項目

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