関沢英彦

関沢 英彦(せきざわ ひでひこ、1946年7月27日[1] - )は、発想コンサルタント、コピーライター、生活・広告・コミュニケーション戦略・創造性の研究者。東京経済大学名誉教授。

人物・来歴

東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業。博報堂入社後、コピーライター。博報堂生活総合研究所設立と同時に、同所。主席研究員を経て、所長(1996年-2004年)。後に顧問(2004年-2015年)。現在、博報堂DYMPメディア環境研究所顧問。公益財団法人博報堂教育財団評議員。

2003年、東京経済大学コミュニケーション学部教授(2017年まで)。広告論・コミュニケーション戦略論・コンセプトと表現・日本語ワーショップなどを担当。

著作・翻訳

著書

  • 『差異の戦略 「ヘテロ」が分衆時代のビジネスを制する』1985年 TBSブリタニカ ISBN 978-4484852218
  • 『時代屋は、歩く目です ライフ・シーンからの発想』1983年 日本経済新聞社
  • 『生活の好奇心 時代を読む力』1993年 日本経団連出版
  • 『生活という速度: 歩く。見る。変わる。』新宿書房 2003年
  • 『ひらがな思考術』2005年 ポプラ社 ISBN 978-4591086292
  • 『コピーライター、書く語りき。コピーがひもとく日本の50年』2008年 宣伝会議
  • 『偶然ベタの若者たち』2009年 亜紀書房 ISBN 978-4750509242
  • 『いまどきネットだけじゃ、隣と同じ! 「調べる力」』2010年 明日香出版社
  • 『女と夜と死の広告学』2016年 晃洋書房 ISBN 978-4771026803

共著

  • 『1992年の読み方 日本と世界』金森久雄,佐伯喜一,足立真一,真野輝彦共著) 1991年 東洋経済新報社
  • 天野祐吉『たのしいネーミング百科』三省堂、1995年。ISBN 4385158029。 NCID BN13721623。https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002462010-00 
  • 『シチュエーションマーケティング ケータイ時代の消費を捉える新発想』 鷲田祐一, ミカエル・ビョルン共著 2002年 かんき出版
  • 『The Demographic Challenge: A Handbook of Japan』(共著) 2008年 Brill
  • 駒橋恵子, 関沢英彦『信頼できる会社、信頼できない会社』NTT出版、2008年。ISBN 9784757122208。 NCID BA87293546。https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009606857-00 

論文

  • 佐藤俊樹, 玄田有史, 関沢英彦「特集鼎談 「総中流」社会は崩壊したのか」『ベストパ-トナ-』第13巻第6号、浜銀総合研究所、2001年6月、4-16頁、ISSN 09169091、NAID 40004939604。 
  • 関沢英彦「消費の構造改革:どうすれば上向くか 生活者の意識変革への対応がカギ」『日本経済研究センター会報』第878号、日本経済研究センター、2001年12月、18-21頁、ISSN 02855917、NAID 40002886919。 
  • 関沢英彦「内なる声としての広告:人称詞と広告メッセージへの同一化現象」『コミュニケーション科学』第23号、東京経済大学、2005年12月、37-60頁、ISSN 1340587X、NAID 110006602721。 
  • 関沢英彦「広告における女性たち」『コミュニケーション科学』第25号、東京経済大学、2007年2月、29-58頁、ISSN 1340587X、NAID 110006602964。 
  • 関沢英彦「夜の広告:遊歩者とカウチポテトの関係」『コミュニケーション科学』第27号、東京経済大学、2007年12月、3-31頁、ISSN 1340587X、NAID 110006647887。 
  • 関沢英彦「広告における死の表象」『コミュニケーション科学』第28号、東京経済大学、2008年12月、29-60頁、ISSN 1340587X、NAID 110007041016。 
  • 関沢英彦「コミュニケーション学部とキャリア教育」『コミュニケーション科学』第30号、東京経済大学、2009年10月、67-77頁、ISSN 1340587X、NAID 110007535656。 
  • 関沢英彦「物語としての国家:政府観光局ウェブサイトの分析」『コミュニケーション科学』第31号、東京経済大学、2010年2月、3-36頁、ISSN 1340587X、NAID 110007535662。 
  • 関沢英彦「広告行為と生活者 : いかに広告概念を拡張するか (小林保彦教授退任記念号)」『青山経営論集』第46巻第3号、2011年12月、125-139頁、doi:10.34321/12475、ISSN 0587-1654、NAID 120005433472。 
  • 関沢英彦「映画に描かれた「料理」と「食事」の4類型 : 一皿のコミュニケーションを巡って」『コミュニケーション科学』第39号、東京経済大学コミュニケーション学会、2014年、51-80頁、ISSN 1340-587X、NAID 120005437254。 
  • 関沢英彦「月の絵本 : 無生物とのコミュニケーションを描いたナラティブ」『コミュニケーション科学』第43号、東京経済大学コミュニケーション学会コミュニケーション科学編集委員会、2016年、51-83頁、ISSN 1340-587X、NAID 120005714008。 

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.324
学職
先代
川浦康至
東京経済大学
コミュニケーション学部学部長

2016年 - 2017年
次代
柴内康文
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • アメリカ
  • 日本