埋れた青春
この項目では、1954年製作のフランス映画について説明しています。赤川次郎の小説については「埋もれた青春」をご覧ください。 |
埋れた青春 | |
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L'Affaire Maurizius | |
監督 | ジュリアン・デュヴィヴィエ |
脚本 | ジュリアン・デュヴィヴィエ |
原作 | ヤーコプ・ヴァッサーマン |
製作 | アンリ・デューチュメイステル |
出演者 | ダニエル・ジェラン マドレーヌ・ロバンソン(フランス語版) エレオノラ・ロッシ=ドラゴ アントン・ウォルブルック(フランス語版) シャルル・ヴァネル |
音楽 | ジョルジュ・ヴァン・パリス(フランス語版) ピエール・ラリュー |
撮影 | ロベール・ル・フェーヴル |
編集 | マルト・ポンサン(フランス語版) |
製作会社 | フランコ・ロンドン・フィルムS.A. ジョリー・フィルム |
配給 | ゴーモン 東和商事 |
公開 | 1954年6月4日 1955年4月5日 (フランス語圏)1954年11月4日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | フランス イタリア |
言語 | フランス語 |
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『埋れた青春』(うずもれたせいしゅん、原題:L'Affaire Maurizius)は、1954年に製作・公開されたフランスの映画である。ドイツ出身であるヤーコプ・ヴァッサーマンの小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエが監督、ダニエル・ジェランが主演した。「法廷もの」に分類される恋愛映画である。1955年に催行された第29回キネマ旬報ベストテンにおいて、外国映画部門で第4位に選出された[1]。
あらすじ
スイスのベルンに住む16歳のエツェル(ジャック・シャバッソール)は学校の帰り道で、1人の老年の男性(ドニ・ディネス)に後をつけられる様になった。その後、その男性が執拗に付き纏う様になり、とうとう家まで押しかけてくる。その男性は「モリジウス」と名乗り、エツェルの父親である検事・ヴォルフ(シャルル・ヴァネル)に息子の再審上告書を持ってきたのであった。この名についてエツェルは父親や使用人に尋ねるが、誰も答えてはくれなかった。ある日、エツェルは父方の祖母の家に遊びに行き、祖母にこの名について尋ねてみると、祖母はエツェルが生まれる以前の今から18年前に起こった事件の裁判について語り始めた…。
主な出演者
- ダニエル・ジェラン : レオナール・モリジウス
- マドレーヌ・ロバンソン(フランス語版): エリザベット・モリジウス
- エレオノラ・ロッシ=ドラゴ : アンナ・ハーン
- アントン・ウォルブルック(フランス語版) : グレゴワール・ヴァレム
- シャルル・ヴァネル : ヴォルフ・アンデルガスト
- ベルテ・ボオビィ(フランス語版): 父方の祖母
- ドニ・ディネス(フランス語版) : ピエール・ポール・モリジウス
- ジャック・シャバッソール(フランス語版) : エツェル・アンデルガスト
- パオラ・ボルボーニ(イタリア語版) : ボビケ夫人
スタッフ
- 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 製作:アンリ・デューチュメイステル
- 原作:ヤコブ・ワッセルマン
- 脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス(フランス語版)、ピエール・ラリュー
- 撮影:ロベール・ル・フェーヴル
- 編集:マルト・ポンサン(フランス語版)
- 美術:マックス・ドゥーイ
- 衣裳:ロジーヌ・デ・ラ・メア
受賞とノミネート
映画祭・賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
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第8回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭[2] | 主演男優賞 | シャルル・ヴァネル | 受賞 |
脚注
関連項目
外部リンク
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