井川徳道

いかわ のりみち
井川 徳道
生年月日 (1929-03-20) 1929年3月20日
没年月日 (2024-05-16) 2024年5月16日(95歳没)
出生地 日本の旗 日本京都府京都市
民族 日本人
職業 美術監督
活動期間 1958年 - 1999年
 
受賞
アジア映画祭美術賞(1960年
日本映画技術賞第24回(1970年)『緋牡丹博徒お竜参上
第38回(1984年)『序の舞』
京都市民映画祭美術賞(1971年
日本アカデミー賞最優秀美術賞、第5回(1982年)『魔界転生
毎日映画コンクール美術賞、第49回(1994年)『東雲楼 女の乱
増谷賞第36回(2003年
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井川 徳道(いかわ のりみち、1929年3月20日[1][2] - 2024年5月16日)は、日本映画美術監督京都府京都市出身。

経歴

京都市立美術専門学校(現在の京都市立芸術大学)デザイン科を卒業後、52年に綜芸プロ、近代映画協会美術の美術助手を経て、54年に東映京都撮影所と契約。58年に沢島忠監督の『江戸の名物男 一心太助』で初めて美術監督となる。以来、東映を中心に約135本の劇場用映画に携わった。後に東映美術センターに所属。さらに 大阪芸術大学映像学科非常勤講師、客員教授など後進の指導に従事してきた[1][2]

2003年に旭日小綬章受賞、2011年に京都府文化功労章受賞。

2024年5月16日、老衰のため死去。95歳没[1][3]

受賞

主な美術担当作品

ほとんどの作品が所属していた東映京都撮影所によるものである。

映画

映画(制作年順)

テレビドラマ

※ほか多数。

著作

  • 『リアリズムと様式美-井川徳道の映画美術』ワイズ出版、2009年

脚注

  1. ^ a b c “井川徳道さん死去 95歳”. 朝日新聞デジタル (2024年5月17日). 2024年5月21日閲覧。
  2. ^ a b 『新訂現代日本人名録2002』日外アソシエーツ(2002)ISBN 978-4-8169-1695-3
  3. ^ “美術デザイナーの井川徳道氏死去「魔界転生」で日本アカデミー賞”. 日刊スポーツ (2024年5月17日). 2024年5月21日閲覧。
  4. ^ “増谷賞 受賞者一覧”. 一般社団法人 日本映画テレビ技術協会. 2024年5月21日閲覧。
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外部リンク


1940年代
1950年代
1960年代
  • 下河原友雄(1960)
  • 桂長四郎(1961)
  • 大角純一、戸田重昌(1962)
  • 西岡善信(1963)
  • 平川透徹、山崎正夫(1964)
  • 戸田重昌(1965)
  • 山崎正夫(1966)
  • 梅田千代夫(1967)
  • 阿久根巌(1968)
  • 小島基司(1969)
1970年代
  • 横尾嘉良、深民浩 (1970)
  • 水谷浩(1971)
  • 村木与四郎(1972)
  • 村木忍(1973)
  • 横尾嘉良、大村武(1974)
  • 佐藤公信(1975)
  • 間野重雄(1976)
  • 森田郷平(1978)
  • 間野重雄(1979)
1980年代
1990年代
  • 内藤昭(1990)
  • 春木章(1991)
  • 内藤昭(1992)
  • 間野重雄(1993)
  • 井川徳道(1994)
  • 竹中和雄(1995)
  • 横尾嘉良(1996)
  • 小澤秀高(1997)
  • 中澤克巳(1998)
  • 磯見俊裕、郡司英雄(1999)
2000年代
2010年代
2020年代
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