ロッカ・ローラ

収録曲の中には、ロブ・ハルフォードの前にリード・ボーカルを担当していたアル・アトキンスが曲作りに関わったものもある。アトキンスは、ソロ・アルバム『Victim of Changes』（1998年）で「ウィンター」と「ネヴァー・サティスファイド」をセルフカヴァーした^[2]。オリジナル盤のジャケットはコカ・コーラのパロディ。再発盤の中には、ジャケット・デザインが異なるものもある^[3]。

デビュー・シングル「ロッカ・ローラ」の発表に続いて本作が発表されるが、シングル・アルバム共にチャート・インは果たせなかった。

収録曲

特記なき楽曲はロブ・ハルフォードとK・K・ダウニングの共作。4.と10.はインストゥルメンタル。

ワン・フォー・ザ・ロード - One for the Road - 4:36
ロッカ・ローラ - Rocka Rolla (Rob Halford, K. K. Downing, Glenn Tipton) - 3:04
ウィンター - Winter (Al Atkins, Downing, Ian Hill) - 3:02
ディープ・フリーズ - Deep Freeze (Downing) - 1:56
ウィンター・リトリート - Winter Retreat - 1:31
チーター - Cheater - 2:55
ネヴァー・サティスファイド - Never Satisfied (Atkins, Downing) - 4:49
ラン・オブ・ザ・ミル - Run of the Mill (Halford, Downing, Tipton) - 8:33
ダイイング・トゥ・ミート・ユー - Dying to Meet You - 6:18
キャビア・アンド・メス - Caviar and Meths (Atkins, Downing, Hill) - 2:04

ボーナス・トラック

一部の再発CDに収録（日本盤リマスターCDには収録されていない）。アルバム『背信の門』（1977年）収録のものとは別ヴァージョンで、コンピレーション・アルバム『ヒーロー、ヒーロー』（1979年）で発表されたもの。

ダイヤモンズ・アンド・ラスト - Diamonds & Rust (Joan Baez) - 3:12

カヴァー

「ネヴァー・サティスファイド」は、アーマード・セイント『ノッド・トゥ・ジ・オールド・スクール』（2001年）でカヴァーされた。

参加ミュージシャン

脚注

^ 日本盤CD(VICP-61650)ライナーノーツ（伊藤政則、2002年1月）
^ allmusic (((Victim of Changes > Overview)))
^ Judas Priest -Rocka Rolla (LP, Album, RE, Whi) at Discogs(1984年発売のドイツ盤LP)

表話編歴ジューダス・プリースト
イアン・ヒル - ロブ・ハルフォード - グレン・ティプトン - スコット・トラヴィス - リッチー・フォークナー K・K・ダウニング - アル・アトキンス - ジョン・エリス - クリス・キャンベル - ジョン・ヒンチ - アラン・ムーア - サイモン・フィリップス - レス・ビンクス - デイヴ・ホーランド - ティム・オーウェンズ
スタジオ・アルバム	ロッカ・ローラ - 運命の翼 - 背信の門 - ステンド・クラス - 殺人機械 - ブリティッシュ・スティール - 黄金のスペクトル - 復讐の叫び - 背徳の掟 - ターボ - ラム・イット・ダウン - ペインキラー - ジャギュレイター - デモリッション - エンジェル・オブ・レトリビューション - ノストラダムス - 贖罪の化身 - ファイアーパワー - インヴィンシブル・シールド
ライヴ・アルバム	イン・ジ・イースト - プリースト…ライヴ! - '98ライヴ - メルトダウン - ライヴ・イン・ロンドン - ア・タッチ・オブ・イーヴル
コンピレーション・アルバム	メタル・ワークス'73-'93 - メタロジー - エッセンシャル・ジューダス・プリースト
プロデューサー	ロジャー・ベイン - ジェフリー・カルヴァート - マックス・ウェスト - ロジャー・グローヴァー - デニス・マッケイ - ジェイムズ・ガスリー - トム・アロム - クリス・タンガリーディス - ロイ・Z - アンディ・スニープ
関連項目	作品 - ファイト - ハルフォード
カテゴリ