メジャーリーグベースボールの永久欠番

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42番がメジャーリーグ全球団の永久欠番に制定されたジャッキー・ロビンソン

メジャーリーグベースボールの永久欠番(メジャーリーグベースボールのえいきゅうけつばん、Major League Baseball retired numbers)はメジャーリーグベースボール(MLB)の競技者・関係者などに対して適用される永久欠番について述べる。MLBのチームにとって、多くの背番号は受け継がれ使い回されるものであるが、多大な功績を残した人物の使用した背番号を、その人物の栄誉と栄光の歴史を末永く称えるために、チーム内で欠番として本人しか利用できないようにしたものが永久欠番である。

概要

背番号の始まりは、1916年クリーブランド・インディアンスが、選手をより識別しやすくし、スコアカードの販売を増やすために制服に番号を付けたのが始まりとされる。初めて背番号を採用したのは、1929年ニューヨーク・ヤンキースだった。当初の背番号が付ける本人が決めるものではなく打順ごとに番号を割り振っただけだった。そのため、ベーブ・ルースは3番、ルー・ゲーリッグは4番をつけていた。

永久欠番の歴史は1939年7月、ニューヨーク・ヤンキースがルー・ゲーリッグが使用していた背番号4を欠番としたことに始まる。この年ゲーリッグは不治の病とされていた筋萎縮性側索硬化症(ALS、いわゆる「ルー・ゲーリッグ病」)で6月に引退を余儀なくされたが、長年の功績に敬意を表して、彼が病気から復帰するまでチームとして彼の背番号を他の誰にも使わせないという意味で欠番措置にした。そのことに対してゲーリッグは引退後もチームに居続けることができることに歓喜した[注釈 1][1]

当初はあくまでもニューヨーク・ヤンキースによるゲーリッグ個人に対してのみ設けられた特例措置であったが[注釈 2]ナショナル・リーグニューヨーク・ジャイアンツカール・ハッベルの「11」が永久欠番に指定されたことで徐々にほかのチームも取り入れるようになった。野球は他のスポーツとは違い、監督やコーチもユニフォームを着用するため、監督やコーチも永久欠番の対象になっており、それ以来150人以上の背番号が永久欠番となっている。一部の人物は複数の球団で欠番になったり、複数の人物がチーム内の同じ番号で顕彰されているケースもある。また、タイ・カッブクリスティ・マシューソンのような背番号がなかった時代の選手や、背番号を持たないオーナーなどの球団関係者やチームに長年貢献したスポーツキャスター、更にはチームを応援するファンも永久欠番の対象となり、その場合対象に背番号を贈呈して欠番に指定する、チームのイニシャルなど数字以外の「欠番」を指定する、数字を指定せず対象の名前を以て「欠番扱い」とする、といった手段がとられる。

全球団で永久欠番となっているジャッキー・ロビンソンの背番号42

1901年以降では初の黒人選手で[注釈 3]、その後の黒人選手のMLBでのプレーの道を切り開いたジャッキー・ロビンソンの「42」は1972年ロサンゼルス・ドジャースで永久欠番となっていたが、MLBは1997年4月15日にロビンソンのデビュー50周年の記念して「42番」を全球団で永久欠番に制定した[注釈 4]。ただし、制定される以前から「42」を使っていた選手は、特例として継続して使用することが認められた[注釈 5]日本のプロ野球では日本語語呂合わせで「に」につながる忌み数としての影響もあり、どの球団であっても必ずといっていいほど背番号の「42」が外国人選手が持つ事実上の専用持ち番なのはこのためであり、同番号を持つ外国人選手も非常に多くなっている。

上記の「42」を除いて永久欠番の制定基準に規定はなく、各球団に委ねられている[注釈 6]

その他、ブルージェイズはチーム創設以来、永久欠番制度を設けずに、「レベル・オブ・エクセレンス」という形で背番号を欠番とせずに、個人として顕彰していたが[注釈 7]、2011年ロベルト・アロマーの12を永久欠番とした事で、他球団と足並みを揃えた(ただしレベル・オブ・エクセレンスとしての顕彰は引き続き行なっている)。その後もワシントン・ナショナルズ[注釈 8]が最後の永久欠番指定選手がいないチームとなっていたが、2022年ライアン・ジマーマンをナショナルズ初の永久欠番指定としたことにより、MLB全チームにおいてMLB指定の「42」を除いた番号で一つ以上の永久欠番を指定している。

永久欠番

  アメリカ野球殿堂表彰者

全球団共通

チーム 番号 欠番対象者 制定年月日 ポジション 備考
全球団[4] 42 ジャッキー・ロビンソン 000000001997-04-15-00001997年4月15日 内野手 ロビンソンのMLBデビューから50周年となる1997年4月15日に指定

アメリカン・リーグ

アメリカン・リーグ
チーム 番号 欠番対象者 制定年月日 ポジション 備考
ニューヨーク・
ヤンキース[5]
1 まあていん ひりい ビリー・マーティン 000000001986-08-10-00001986年8月10日 内野手・監督
2 しいたあ てれく デレク・ジーター 000000002017-05-14-00002017年5月14日 遊撃手
3 るうす へえふ ベーブ・ルース 000000001948-06-13-00001948年6月13日 外野手
4 けえりつく るう ルー・ゲーリッグ 000000001939-07-04-00001939年7月4日 一塁手 MLB初の永久欠番指定
5 ていましお しよお ジョー・ディマジオ 000000001952-04-18-00001952年4月18日 外野手
6 とおり しよお ジョー・トーリ 000000002014-08-23-00002014年8月23日 監督
7 まんとる みつきい ミッキー・マントル 000000001969-06-08-00001969年6月8日 外野手
8 ていつきい ひる ビル・ディッキー 000000001972-07-22-00001972年7月22日 捕手 MLB初の連名による永久欠番
へら よき ヨギ・ベラ 000000001972-07-22-00001972年7月22日 捕手
9 まりす ろしやあ ロジャー・マリス 000000001984-07-21-00001984年7月21日 外野手
10 りすうと ふいる フィル・リズート 000000001985-08-04-00001985年8月4日 遊撃手
15 まんそん さあまん サーマン・マンソン 000000001979-08-03-00001979年8月3日 捕手
16 ふおおと ほわいてい ホワイティ・フォード 000000001974-08-03-00001974年8月3日 投手
20 ほさた ほるへ ホルヘ・ポサダ 000000002015-08-22-00002015年8月22日 捕手
21 おにいる ほおる ポール・オニール 000000002022-02-22-00002022年2月22日 外野手
23 まつていんくりい とん ドン・マッティングリー 000000001997-08-31-00001997年8月31日 一塁手
32 はわあと えるすとん エルストン・ハワード 000000001984-07-21-00001984年7月21日 捕手
37 すてんける けえしい ケーシー・ステンゲル 000000001970-08-08-00001970年8月8日 監督
42 りへら まりあの マリアノ・リベラ 000000002013-09-22-00002013年9月22日 投手
44 しやくそん れしい レジー・ジャクソン 000000001993-08-14-00001993年8月14日 外野手
46 へていつと あんてい アンディ・ペティット 000000002015-08-23-00002015年8月23日 投手
49 きとりい ろん ロン・ギドリー 000000002003-08-23-00002003年8月23日 投手
51 ういりあむす はあにい バーニー・ウィリアムス 000000002015-05-24-00002015年5月24日 外野手
ボルチモア・
オリオールズ[6]
4 ういいはあ あある アール・ウィーバー 000000001982-09-19-00001982年9月19日 監督
5 ろひんそん ふるつくす ブルックス・ロビンソン 000000001978-04-14-00001978年4月14日 三塁手
8 りふけん かる カル・リプケン・ジュニア 000000002001-10-06-00002001年10月6日 遊撃手
20 ろひんそん ふらんく フランク・ロビンソン 000000001972-03-10-00001972年3月10日 外野手
22 はあまあ しむ ジム・パーマー 000000001985-09-01-00001985年9月1日 投手
33 まれえ えてい エディ・マレー 000000001998-06-07-00001998年6月7日 一塁手
ボストン・
レッドソックス[7]
1 とおあ ほひい ボビー・ドーア 000000001988-05-21-00001988年5月21日 二塁手
4 くろおにん しよお ジョー・クローニン 000000001984-05-29-00001984年5月29日 遊撃手
6 へすきい しよにい ジョニー・ペスキー 000000002008-09-28-00002008年9月28日 遊撃手
8 やすとれむすきい かある カール・ヤストレムスキー 000000001989-08-06-00001989年8月6日 外野手
9 ういりあむす てつと テッド・ウィリアムズ 000000001984-05-29-00001984年5月29日 外野手
14 らいす しむ ジム・ライス 000000002009-07-28-00002009年7月28日 外野手
26 ほつくす うえいと ウェイド・ボッグス 000000002016-05-26-00002016年5月26日 三塁手
27 ふいすく かあるとん カールトン・フィスク 000000002000-09-04-00002000年9月4日 捕手
34 おるていいす てひつと デビッド・オルティーズ 000000002017-06-23-00002017年6月23日 指名打者
(内野手)
45 まるていねす へとろ ペドロ・マルティネス 000000002015-07-28-00002015年7月28日 投手
タンパベイ・
レイズ[8]
12 ほつくす うえいと ウェイド・ボッグス 000000002000-04-07-00002000年4月7日 三塁手
66 しまあ とん ドン・ジマー 000000002015-04-06-00002015年4月6日 チームスタッフ
トロント・
ブルージェイズ[9]
32 はらてい ろい ロイ・ハラデイ 000000002018-02-12-00002018年2月12日 投手
シカゴ・
ホワイトソックス[10]
2 ふおつくす ねりい ネリー・フォックス 000000001976-05-01-00001976年5月1日 二塁手
3 へいんす はろると ハロルド・ベインズ 000000001989-08-20-00001989年8月20日 外野手 現役中に制定
4 あつふりんく るうく ルーク・アップリング 000000001975-06-07-00001975年6月7日 遊撃手
9 みのおそ みにい ミニー・ミノーソ 000000001983-05-08-00001983年5月8日 外野手
11 あはりしお るいす ルイス・アパリシオ 000000001984-08-14-00001984年8月14日 遊撃手 同郷のオマー・ビスケルに貸し出していた時期あり
14 こねるこ ほおる ポール・コネルコ 000000002015-05-23-00002015年5月23日 一塁手
16 らいおんす てつと テッド・ライオンズ 000000001987-07-25-00001987年7月25日 投手
19 ひああす ひりい ビリー・ピアース 000000001987-07-25-00001987年7月25日 投手
35 とおます ふらんく フランク・トーマス 000000002010-08-29-00002010年8月29日 一塁手
56 はありい まあく マーク・バーリー 000000002017-06-24-00002017年6月24日 投手
72 ふいすく かあるとん カールトン・フィスク 000000001997-09-14-00001997年9月14日 捕手
クリーブランド・
ガーディアンズ[11]
3 あへりる あある アール・アベリル 000000001975-06-08-00001975年6月8日 外野手
5 ふうとろお るう ルー・ブードロー 000000001970-07-09-00001970年7月9日 遊撃手
14 とひい らりい ラリー・ドビー 000000001994-07-03-00001994年7月3日 外野手
18 はあたあ める メル・ハーダー 000000001990-07-28-00001990年7月28日 投手
19 ふえらあ ほふ ボブ・フェラー 000000001956-12-28-00001956年12月28日 投手
20 ろひんそん ふらんく フランク・ロビンソン 000000002017-05-28-00002017年5月28日 外野手
21 れもん ほふ ボブ・レモン 000000001998-06-20-00001998年6月20日 投手
25 とおみ しむ ジム・トーミ 000000002018-08-18-00002018年8月18日 一塁手
455 いんていあんすふあん インディアンスファン 000000002001-05-29-00002001年5月29日 ファン 1995年6月12日から2001年4月4日までホームゲームが455戦連続で満員になったことを記念した「ファンのための背番号」
デトロイト・
タイガース[12]
1 ういてかあ るう ルー・ウィテカー 000000002022-08-06-00002022年8月6日 二塁手 2019年12月に欠番指定が決定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により欠番表彰が延期されていた。
2 けえりんしやあ ちやありい チャーリー・ゲーリンジャー 000000001983-06-12-00001983年6月12日 二塁手
3 とらんめる あらん アラン・トランメル 000000002018-08-26-00002018年8月26日 遊撃手
5 くりいんはあく はんく ハンク・グリーンバーグ 000000001983-06-12-00001983年6月12日 一塁手
6 けえらいん ある アル・ケーライン 000000001980-08-17-00001980年8月17日 外野手
11 あんたあそん すぱあきい スパーキー・アンダーソン 000000002011-06-26-00002011年6月26日 監督
16 にゆうはうさあ はる ハル・ニューハウザー 000000001997-07-27-00001997年7月27日 投手
23 ほおとん ういりい ウィリー・ホートン 000000002000-07-15-00002000年7月15日 外野手
47 もりす しやつく ジャック・モリス 000000002018-08-12-00002018年8月12日 投手
999 かつふ たい タイ・カッブ 000000002000-01-01-00002000年 外野手 背番号がない時代の選手で欠番扱い
999 はあうえる ああにい アーニー・ハーウェル(英語版) 000000002000-01-01-00002000年 アナウンサー 実況担当
カンザスシティ・
ロイヤルズ[13]
5 ふれつと しよおし ジョージ・ブレット 000000001994-05-14-00001994年5月14日 三塁手
10 はうさあ ていつく ディック・ハウザー 000000001987-07-03-00001987年7月3日 監督
20 ほわいと ふらんく フランク・ホワイト 000000001995-05-02-00001995年5月2日 二塁手
ミネソタ・
ツインズ[14]
3 きるふるう はあもん ハーモン・キルブルー 000000001974-05-04-00001974年5月4日 一塁手
6 おりは とにい トニー・オリバ 000000001991-07-14-00001991年7月14日 外野手
7 まうああ しよお ジョー・マウアー 000000002019-06-15-00002019年6月15日 捕手
10 けりい とむ トム・ケリー 000000002012-09-08-00002012年9月8日 監督
14 はあへつく けんと ケント・ハーベック 000000001995-08-13-00001995年8月13日 一塁手
28 ふらいれふん はあと バート・ブライレブン 000000002011-07-16-00002011年7月16日 投手
29 かるう ろつと ロッド・カルー 000000001987-07-19-00001987年7月19日 二塁手
34 はけつと かあひい カービー・パケット 000000001997-05-25-00001997年5月25日 外野手
36 かあと しむ ジム・カート 000000002022-07-16-00002022年7月16日 投手
ヒューストン・
アストロズ[15]
5 はくうえる しえふ ジェフ・バグウェル 000000002007-08-26-00002007年8月26日 一塁手
7 ひしお くれいく クレイグ・ビジオ 000000002008-08-17-00002008年8月17日 二塁手
24 ういん しみい ジミー・ウィン 000000002005-06-25-00002005年6月25日 外野手
25 くるうす ホセ・クルーズ 000000001992-10-03-00001992年10月3日 外野手
32 あんふりつと しむ ジム・アンブリット 000000001965-04-12-00001965年4月12日 投手
33 すこつと まいく マイク・スコット 000000001992-10-03-00001992年10月3日 投手
34 らいあん のおらん ノーラン・ライアン 000000001996-09-29-00001996年9月29日 投手
40 ういるそん とん ドン・ウィルソン 000000001975-04-13-00001975年4月13日 投手
49 たあかあ らりい ラリー・ダーカー 000000002002-05-19-00002002年5月19日 投手
ロサンゼルス・
エンゼルス[16]
11 ふれこし しむ ジム・フレゴシ 000000001998-08-01-00001998年8月1日 遊撃手
26 おおとりい しいん ジーン・オートリー(英語版) 000000001982-08-03-00001982年8月3日 オーナー 著名な歌手でありエンゼルス創設者・初代オーナー
29 かるう ろつと ロッド・カルー 000000001991-08-06-00001991年8月6日 一塁手
30 らいあん のおらん ノーラン・ライアン 000000001992-06-16-00001992年6月16日 投手
50 りいす しみい ジミー・リース 000000001995-08-02-00001995年8月2日 コーチ
オークランド・
アスレチックス[17]
9 しやくそん れしい レジー・ジャクソン 000000002004-05-22-00002004年5月22日 外野手
24 へんたあそん りつきい リッキー・ヘンダーソン 000000002009-08-01-00002009年8月1日 外野手
27 はんたあ きやつとふいつしゆ キャットフィッシュ・ハンター 000000001991-06-09-00001991年6月9日 投手
34 ふいんかあす ろおりい ローリー・フィンガーズ 000000001993-07-05-00001993年7月5日 投手
すちゆわあと てえふ デーブ・スチュワート 000000002019-08-25-00002019年8月25日 投手
43 えかあすりい てにす デニス・エカーズリー 000000002005-08-13-00002005年8月13日 投手
999 はあす うおるたあ ウォルター・A・ハース・ジュニア(英語版) 000000001995-01-01-00001995年 オーナー ジーンズメーカーのリーバイスオーナーでありアスレチックス2代目オーナーで、本拠地移転を阻止した事に敬意を表して
シアトル・
マリナーズ[18]
11 まるていねす えとかあ エドガー・マルティネス 000000002017-08-12-00002017年8月12日 指名打者
(内野手)
24 くりふいい けん ケン・グリフィー・ジュニア 000000002016-08-06-00002016年8月6日 外野手
テキサス・
レンジャーズ[19]
7 ろとりけす いはん イバン・ロドリゲス 000000002017-08-12-00002017年8月12日 捕手
10 やんく まいける マイケル・ヤング 000000002019-08-31-00002019年8月31日 遊撃手
26 おおつ しよにい ジョニー・オーツ 000000002005-08-05-00002005年8月5日 監督
29 へるとれ えいとりあん エイドリアン・ベルトレ 000000002019-06-08-00002019年6月8日 三塁手
34 らいあん のおらん ノーラン・ライアン 000000001996-09-15-00001996年9月15日 投手

ナショナル・リーグ

ナショナル・リーグ
チーム 番号 欠番対象者 制定年月日 ポジション 備考
アトランタ・
ブレーブス[20]
3 まあふいい てえる デール・マーフィー 000000001994-06-13-00001994年6月13日 外野手
6 こつくす ほひい ボビー・コックス 000000002011-08-12-00002011年8月12日 監督
10 しよおんす ちつはあ チッパー・ジョーンズ 000000002013-06-28-00002013年6月28日 三塁手
21 すはあん うおおれん ウォーレン・スパーン 000000001965-12-11-00001965年12月11日 投手
25 しよおんす あんとりゆう アンドリュー・ジョーンズ 000000002023-04-03-00002023年4月3日 外野手
29 すもるつ しよん ジョン・スモルツ 000000002012-06-08-00002012年6月8日 投手
31 またつくす くれつく グレッグ・マダックス 000000002009-07-17-00002009年7月17日 投手
35 にいくろ ふいる フィル・ニークロ 000000001984-08-06-00001984年8月6日 投手
41 ましゆうす えてい エディ・マシューズ 000000001969-07-26-00001969年7月26日 三塁手
44 ああろん はんく ハンク・アーロン 000000001977-04-15-00001977年4月15日 外野手
47 くらひん とむ トム・グラビン 000000002010-08-06-00002010年8月6日 投手
ニューヨーク・
メッツ[21]
14 ほつしす きる ギル・ホッジス 000000001973-06-09-00001973年6月9日 監督
16 くつてん とわいと ドワイト・グッデン 000000002024-01-01-00002024年1月1日 投手
17 へるなんてす きいす キース・ヘルナンデス 000000002022-07-10-00002022年7月10日 一塁手
18 すとろへりい たりる ダリル・ストロベリー 000000002024-01-01-00002024年1月1日 外野手
24 めいす ういりい ウィリー・メイズ 000000002022-08-27-00002022年8月27日 外野手
31 ひあつつあ まいく マイク・ピアッツァ 000000002016-07-30-00002016年7月30日 捕手
36 くうすまん しえりい ジェリー・クーズマン 000000002019-09-24-00002019年9月24日 投手 新型コロナウイルス感染症の影響により欠番表彰が2021年8月28日に延期された。
37 すてんける けえしい ケーシー・ステンゲル 000000001965-09-02-00001965年9月2日 監督
41 しいはあ とむ トム・シーバー 000000001988-06-24-00001988年6月24日 投手
999 しぇい ういりあむ ウィリアム・シェイ[22] 000000002008-04-08-00002008年4月8日 球団創設者 本拠地のシェイ・スタジアムの取り壊しの際に欠番扱い
999 かいなあ らるふ ラルフ・カイナー 000000002014-03-31-00002014年3月31日 アナウンサー 実況担当
マイアミ・マーリンズ 16 ふえるなんてす ほせ ホセ・フェルナンデス 000000002016-01-01-00002016年 投手
ワシントン・ナショナルズ 11 ふえるなんてす ほせ ライアン・ジマーマン 000000002022-01-01-00002022年 三塁手
フィラデルフィア・
フィリーズ[23]
1 あつしゆはあん りつちい リッチー・アッシュバーン 000000001979-08-24-00001979年8月24日 外野手
14 はにんく しむ ジム・バニング 000000002001-04-16-00002001年4月16日 投手
15 あれん ていつく ディック・アレン 000000002020-09-03-00002020年9月3日 三塁手
20 しゆみつと まいく マイク・シュミット 000000001990-05-26-00001990年5月26日 三塁手
32 かあるとん すていいふ スティーブ・カールトン 000000001989-07-29-00001989年7月29日 投手
34 はらてい ろい ロイ・ハラデイ 000000002020-02-04-00002020年2月4日 投手 新型コロナウイルス感染症の影響により欠番表彰が翌2021年8月8日に延期された。
36 ろはあつ ろひん ロビン・ロバーツ 000000001962-03-21-00001962年3月21日 投手
999 あれくさんたあ ひいと ピート・アレクサンダー 000000002001-01-01-00002001年 投手 背番号導入前の功績のため「P」の欠番扱い
999 くらいん ちやつく チャック・クライン 000000002001-01-01-00002001年 外野手 毎シーズン背番号を変えていたため「P」の欠番扱い
シカゴ・
カブス[24]
10 さんと ろん ロン・サント 000000002003-09-28-00002003年9月28日 三塁手
14 はんくす ああにい アーニー・バンクス 000000001982-08-22-00001982年8月22日 遊撃手
23 さんとはあく ライン・サンドバーグ 000000002005-08-28-00002005年8月28日 二塁手
26 ういりあむす ひりい ビリー・ウィリアムズ 000000001987-08-13-00001987年8月13日 外野手
31 しえんきんす ふああかそん ファーガソン・ジェンキンス 000000002009-05-03-00002009年5月3日 投手
またつくす くれつく グレッグ・マダックス 000000002009-05-03-00002009年5月3日 投手
シンシナティ・
レッズ[25]
1 はつちそん ふれつと フレッド・ハッチンソン 000000001964-10-19-00001964年10月19日 監督
5 へんち しよにい ジョニー・ベンチ 000000001984-08-11-00001984年8月11日 捕手
8 もおかん しよお ジョー・モーガン 000000001998-06-06-00001998年6月6日 二塁手
10 あんたあそん すはあきい スパーキー・アンダーソン 000000002005-05-28-00002005年5月28日 監督
11 らあきん はりい バリー・ラーキン 000000002012-08-25-00002012年8月25日 遊撃手
13 こんせふしおん デーブ・コンセプシオン 000000002007-08-25-00002007年8月25日 遊撃手
14 ろおす ひいと ピート・ローズ 000000002016-06-26-00002016年6月26日 内野手
18 くるすうすきい てつと テッド・クルズースキー 000000001998-07-18-00001998年7月18日 一塁手
20 ろひんそん ふらんく フランク・ロビンソン 000000001998-05-22-00001998年5月22日 外野手
24 へれす とにい トニー・ペレス 000000002000-05-27-00002000年5月27日 一塁手
ミルウォーキー・
ブルワーズ[26]
1 せりく はと バド・セリグ 000000002015-04-06-00002015年4月6日 オーナー 球団初代オーナー、MLBコミッショナー
4 もりたあ ほおる ポール・モリター 000000001999-06-11-00001999年6月11日 三塁手
19 よおんと ろひん ロビン・ヨーント 000000001994-05-29-00001994年5月29日 遊撃手
34 ふいんかあす ろおりい ローリー・フィンガーズ 000000001992-08-09-00001992年8月9日 投手
44 ああろん はんく ハンク・アーロン 000000001976-10-03-00001976年10月3日 外野手
50 ゆつかあ ほふ ボブ・ユッカー 000000002009-03-12-00002009年3月12日 アナウンサー 実況担当
ピッツバーグ・
パイレーツ[27]
1 まいやあ ひりい ビリー・マイヤー 000000001954-01-01-00001954年 監督
4 かいなあ らるふ ラルフ・カイナー 000000001987-09-19-00001987年9月19日 外野手
8 すたあしえる ういりい ウィリー・スタージェル 000000001982-09-06-00001982年9月6日 一塁手
9 ませろすきい ひる ビル・マゼロスキー 000000001987-08-07-00001987年8月7日 二塁手
11 うえいなあ ほおる ポール・ウェイナー 000000002007-07-21-00002007年7月21日 外野手 現役引退から永久欠番に指定されるまでの期間は最長の68年
20 とれいなあ はい パイ・トレイナー 000000001972-04-18-00001972年4月18日 内野手
21 くれめんて ろへると ロベルト・クレメンテ 000000001973-04-06-00001973年4月6日 外野手
33 わくなあ ほおなす ホーナス・ワグナー 000000001952-02-16-00001952年2月16日 遊撃手 選手時代には背番号が無かったが、引退後にコーチとして着用した番号
40 まあとお たにい ダニー・マートー 000000001977-04-07-00001977年4月7日 監督
セントルイス・
カージナルス[28]
1 すみす おしい オジー・スミス 000000001996-09-26-00001996年9月26日 遊撃手
2 しよおえんていいんすと れつと レッド・ショーエンディーンスト 000000001996-05-11-00001996年5月11日 内野手・監督
6 みゆうしある すたん スタン・ミュージアル 000000001963-09-29-00001963年9月29日 外野手
9 すろおたあ いいのす イーノス・スローター 000000001996-09-06-00001996年9月6日 外野手
10 らるうさ とにい トニー・ラルーサ 000000002012-05-11-00002012年5月11日 監督
14 ほいやあ けん ケン・ボイヤー 000000001984-05-20-00001984年5月20日 三塁手
17 ていいん ていしい ディジー・ディーン 000000001974-09-22-00001974年9月22日 投手
20 ふろつく るう ルー・ブロック 000000001979-09-09-00001979年9月9日 外野手
23 しもんす てつと テッド・シモンズ 000000002021-07-31-00002021年7月31日 捕手
24 はあそく ほわいてい ホワイティ・ハーゾグ 000000002010-07-31-00002010年7月31日 監督
42 すうたあ ふるうす ブルース・スーター 000000002006-09-17-00002006年9月17日 投手
45 きふそん ほふ ボブ・ギブソン 000000001975-09-01-00001975年9月1日 投手
85 ふつしゆ おおかすと オーガスト・ブッシュ 000000001984-04-13-00001984年4月13日 オーナー 球団買収後にCEOや会長などを歴任。「85」は1984年に引退した時の年齢
999 ほおんすひい ろしやあす ロジャース・ホーンスビー 000000001963-01-01-00001963年 内野手 背番号がない時代に全盛期を過ごしたことからチームロゴの「SL」を欠番扱い
999 はつく しやつく ジャック・バック 000000002002-01-01-00002002年 アナウンサー 実況担当
アリゾナ・
ダイヤモンドバックス[29]
20 こんされす るいす ルイス・ゴンザレス 000000002010-08-07-00002010年8月7日 外野手
51 しよんそん らんてい ランディ・ジョンソン 000000002015-08-08-00002015年8月8日 投手
コロラド・
ロッキーズ[30]
17 へるとん とつと トッド・ヘルトン 000000002014-08-17-00002014年8月17日 一塁手
33 うおおかあ らりい ラリー・ウォーカー 000000002020-01-17-00002020年1月17日 外野手
999 まくれかあ けりい ケリー・マクレガー(英語版) 000000002010-09-28-00002010年9月28日 球団社長 初代球団社長。イニシャルの「KSM」を欠番扱い
ロサンゼルス・
ドジャース[31]
1 りいす ひい ういい ピー・ウィー・リース 000000001984-07-01-00001984年7月1日 遊撃手
2 らそおた とみい トミー・ラソーダ 000000001997-08-15-00001997年8月15日 監督
4 すないたあ てゆうく デューク・スナイダー 000000001980-07-06-00001980年7月6日 外野手
14 ほつしす きる ギル・ホッジス 000000002022-06-04-00002022年6月4日 一塁手
19 きりあむ しむ ジム・ギリアム 000000001978-10-10-00001978年10月10日 内野手
20 さつとん とん ドン・サットン 000000001998-08-14-00001998年8月14日 投手
24 おるすとん うおるたあ ウォルター・オルストン 000000001977-06-05-00001977年6月5日 監督
32 こおふあつくす さんていい サンディー・コーファックス 000000001972-06-04-00001972年6月4日 投手
34 はれんすえら ふえるなんと フェルナンド・バレンズエラ 000000002023-08-12-00002023年8月12日 投手
39 きやんはねら ろい ロイ・キャンパネラ 000000001972-06-04-00001972年6月4日 捕手
42 ろひんそん しやつきい ジャッキー・ロビンソン 000000001972-06-04-00001972年6月4日 内野手 全球団共通
53 とらいすてえる とん ドン・ドライスデール 000000001984-07-01-00001984年7月1日 投手
サンディエゴ・
パドレス[32]
6 かあひい すていいふ スティーブ・ガービー 000000001988-04-16-00001988年4月16日 一塁手
19 くういん とにい トニー・グウィン 000000002004-09-04-00002004年9月4日 外野手
31 ういんふいいると てえふ デーブ・ウィンフィールド 000000002001-04-14-00002001年4月14日 外野手
35 しよおんす らんてい ランディ・ジョーンズ 000000001997-05-09-00001997年5月9日 投手
51 ほふまん とれはあ トレバー・ホフマン 000000002011-08-21-00002011年8月21日 投手
999 くろつく れい レイ・クロック 000000001984-01-01-00001984年 オーナー 球団2代目オーナー
999 こおるまん しえりい ジェリー・コールマン 000000002001-01-01-00002001年 アナウンサー 実況担当
サンフランシスコ・
ジャイアンツ[33]
3 てりい ひる ビル・テリー 000000001984-01-01-00001984年 内野手
4 おつと める メル・オット 000000001948-07-17-00001948年7月17日 外野手
11 はつへる カール・ハッベル 000000001944-01-01-00001944年 投手 ナ・リーグ初の永久欠番指定
20 ああういん モンテ・アーヴィン 000000002010-06-26-00002010年6月26日 外野手
22 くらあく ういる ウィル・クラーク 000000002020-07-11-00002020年7月11日 一塁手 新型コロナウイルス感染症の影響により欠番表彰が2022年7月30日に延期されている。
24 めいす ういりい ウィリー・メイズ 000000001972-05-12-00001972年5月12日 外野手
25 ほんす はりい バリー・ボンズ 000000002018-08-11-00002018年8月11日 外野手
27 まりしやる ふあん フアン・マリシャル 000000001983-07-10-00001983年7月10日 投手
30 せへた おおらんと オーランド・セペダ 000000001999-07-11-00001999年7月11日 一塁手
36 へりい けいろおと ゲイロード・ペリー 000000002005-07-23-00002005年7月23日 投手
44 まつこひい ういりい ウィリー・マッコビー 000000001980-09-21-00001980年9月21日 一塁手
999 ましゆうそん くりすてい クリスティ・マシューソン 000000001988-01-01-00001988年 投手 背番号がない時代の投手でニューヨークのイニシャル「NY」を欠番扱い
999 まくろお しよん ジョン・マグロー 000000001988-01-01-00001988年 監督 背番号がない時代の監督でニューヨークのイニシャル「NY」を欠番扱い

複数球団にまたがる同一人物の永久欠番

現在までに12名が存在する。

3球団で永久欠番
2球団で永久欠番

複数の競技者を称えた永久欠番

現在までに6つのケースがある。


失効した永久欠番

一度永久欠番として制定されたが失効した番号がある。ワシントン・ナショナルズは前身のモントリオール・エクスポズで永久欠番に制定されていた3つの番号を2005年の本拠地のワシントンへの移転に伴い、引き続き「エクスポズの永久欠番」して顕彰する一方、ナショナルズでは改めて当該番号の使用を再開し、将来的に別途「ナショナルズの永久欠番」が制定される可能性も示唆され[注釈 9]、2022年にライアン・ジマーマンがナショナルズとしては初の永久欠番となった。

失効した永久欠番
チーム 番号 欠番対象者 制定年月日 ポジション 備考
モントリオール・
エクスポズ[34]
8 かあたあ けいりい ゲイリー・カーター 000000001993-07-31-00001993年7月31日 捕手
10 すたうふ らすてい ラスティ・スタウブ 000000001993-05-15-00001993年5月15日 外野手
とおそん あんとれ アンドレ・ドーソン 000000001997-07-06-00001997年7月6日 外野手
30 れいんす ていむ ティム・レインズ 000000002004-06-19-00002004年6月19日 外野手
レッズ 5 はあしゆはあかあ ういらあと ウィラード・ハーシュバーガー 000000001940-01-01-00001940年 捕手 ハーシュバーガーが自殺した1940年に追悼の意による一時的なもの[注釈 10]。同年ディック・ウェスト(英語版)が着用し、その後ジョニー・ベンチの永久欠番となっている。ハーシュバーガーとの連名ではない。
マーリンズ 5 はあかあ かある カール・バーガー 000000001993-04-05-00001993年4月5日 その他 初代球団社長で球団創設後、開幕前に死去。バーガーに敬意を表して彼が大ファンだったジョー・ディマジオの5番を欠番とした。2012年に球団名変更の際に欠番を解除[35]
ブルージェイズ 12 あろまあ ろへると ロベルト・アロマー 000000002011-07-31-00002011年7月31日 二塁手 2011年にアメリカ野球殿堂入りを果たせたものの、2021年、過去に自ら起こした性的な事件からMLB不適切者リストに記載されたことでブルージェイズはアロマーの一切の名誉を剥奪、2023年に欠番を解除。

名誉番号(準永久欠番)

永久欠番にはなっていないものの敬意を表して永久欠番に準ずる形で、通常、名誉番号(honored(honoured) number)と呼ばれ、非公式ながら欠番としている番号。

未だ現役の選手を含めて将来的に永久欠番となる可能性を有するものを含めて、欠番状態が継続している番号を記載する

名誉番号
チーム 番号 対象者 欠番期間など 備考
ホワイトソックス 6 らう ちやありい チャーリー・ラウ 1995年- 選手としては平凡で、選手時代に在籍したこともないが、卓越した打撃理論を持つ名打撃コーチとして知られた。1982年から在籍したがガンの治療の為に1983年オフに退団し、翌年3月に50歳の若さで死去。その死を悼んでの欠番。
1989年から95年までラウの教え子で名打撃コーチのウォルト・リニアックが「師に敬意を表して」同番号を付けたが、退団後は着用者が1人もいない。
13 ぎいえん おしい オジー・ギーエン 2003年-
メッツ 8 かあたあ けいりい ゲイリー・カーター 2002年-
エンゼルス 15 さあもん ていむ ティム・サーモン 2007年 -
レッドソックス 21 くれめんす ろしやあ ロジャー・クレメンス 1997年-
49 うえいくふいいると ていむ ティム・ウェイクフィールド 2012年-
オリオールズ 7 りふけん かる しにあ カル・リプケン・シニア(英語版) 1989年-
44 へんとりつくす えるろつと エルロッド・ヘンドリックス 1980年-
カージナルス 4 もりいな やていああ ヤディアー・モリーナ 2023年-
5 ふほるす あるはあと アルバート・プホルス 2012年 - 2021年、2023年-
マリナーズ 51 しよんそん らんてい ランディ・ジョンソン 1999 - 2000年、2012年 - 2017年、2020年-
51 いちろお イチロー 2012年 - 2017年、2020年-
ブルワーズ 17 かんとなあ しむ ジム・ガントナー 1993年-

脚注

注釈

  1. ^ 引退の際、 "Today, I consider myself the luckiest man on the face of the Earth."(「今日の私は自分を地球上で最も恵まれた男だと思っています」)と残している。
  2. ^ 一方でベーブ・ルースのヤンキース退団以降、1935年から1948年に永久欠番に指定されるまで13年間で合計7人の選手がヤンキースの「3」をつけていた[1]
  3. ^ ジャッキー・ロビンソンがメジャーリーグ最初の黒人選手であると誤解されがちだが、実際にはアフリカ系アメリカ人のモーゼス・フリート・ウォーカーが1884年にトレド・ブルーストッキングスでプレーしているのでこちらが確認できる黒人選手第一号である。
  4. ^ なお「42」の永久欠番指定はMLB傘下の全てのチームが対象なので、マイナーリーグも全て永久欠番になっている。
  5. ^ モー・ボーンマリアノ・リベラは指定後も「42」を使用した。また、ロビンソン以外で「42」を永久欠番にする事は認められており、リベラとブルース・スーターがこの例に該当する。
  6. ^ 例えばシアトル・マリナーズの場合はチームに5年以上在籍した野球殿堂入り選手、もしくはマリナーズ一筋でプレーして惜しくも殿堂入りを逃した選手にのみ、その資格を与えていると明記している[2]。同じくレッドソックスも10年以上チームでプレーした野球殿堂入り選手が対象としているなど、多くの球団は殿堂入りが第一条件としている[2]。しかしながらホワイトソックスではハロルド・ベインズをトレードに出した時に、同情したオーナーの独断での現役中にもかかわらず「3」を永久欠番にしたり、上述のレッドソックスでも殿堂入りしていないにもかかわらず、ジョニー・ペスキーの「6」を欠番にしたり、例外ケースも多い[2]
  7. ^ 顕彰対象はジョージ・ベル(1996年4月9日)、デーブ・スティーブ(1996年4月9日)、シト・ガストン(1999年7月30日)、ジョー・カーター(1999年7月30日)、トニー・フェルナンデス(2001年9月23日)、パット・ギリック(2002年8月7日)、トム・チーク(英語版)(2004年8月29日)、ロベルト・アロマー(2008年4月4日)、ポール・ビーストン(英語版)(2008年4月4日)、カルロス・デルガド(2013年7月21日)、ロイ・ハラデー(2018年3月29日)[3]
  8. ^ モントリオール・エクスポズがワシントンに本拠地を移動した際に、それまでの永久欠番指定を「エクスポズの永久欠番」として引き続き顕彰しつつ、ナショナルズとしては一から始めるという意味で指定を解除し、将来的に「ナショナルズの永久欠番」を別途制定する可能性を持たせている。
  9. ^ こうした経緯から、ナショナルズの公式ホームページでは現在においてもこれらもチームの永久欠番として顕彰する扱いで紹介されている。
  10. ^ ただし永久欠番に指定したわけではなく、あくまでも当面使用を控えるという形であった。ナショナル・リーグ初の永久欠番は1944年のジャイアンツのカール・ハッベルの11である。

出典

  1. ^ a b 日米比較プロ野球背番号を楽しむ小事典
  2. ^ a b c 大リーグ永久欠番物語 2013, pp. 65
  3. ^ Level of Excellence
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  35. ^ Frisaro, Joe (Febrary 13, 2012). “マーリンズ永久欠番「5」解除”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20120213-903010.html 2020年12月12日閲覧。 

参考文献

  • 大リーグ永久欠番物語『大リーグ永久欠番物語』ベースボールマガジン社、2013年。 
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