ミミガー

ミミガー料理

ミミガー(耳皮)は主に沖縄で消費される食べ物のひとつで、耳介を指す。

中華料理猪耳(中国語版)と呼ばれているものに相当する。

概要

材料は毛を直火で焼いて除去した豚の耳介で、これを茹でるか蒸したものを千切りにする。

酢の物にしたり、ポン酢、酢味噌ピーナッツ味噌、などを付けたりして食べる。

軟骨のコリコリとした、クラゲを硬くしたような食感が特徴。コラーゲンが多く健康や美容に良いとされている。

生ではなく必ず下茹でしてから用いる。下茹でしたものから作られた冷製の和え物は「ミミガーの刺身」とも呼ばれる[1]

野菜などと一緒に炒めたものを「ミミガーイリチー」という。こりこりした食感で、歯ごたえがあり、また違った風味が味わえる。

燻製にしたものや、ミミガーを乾燥させた「ミミガーチップス」も販売されている。

脚注

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  1. ^ “ミミガーさしみ 沖縄県 | うちの郷土料理:農林水産省”. 農林水産省. 2023年4月4日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ミミガーに関連するカテゴリがあります。
  • 大阪すばワールド:壁にミミガー(大阪市内の沖縄料理店のミミガー写真集、archive.isによるアーカイブ)
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