ジョン・L・ウィリアムズ

ジョン・L・ウィリアムズ
John L. Williams
基本情報
ポジション フルバック
生年月日 (1964-11-23) 1964年11月23日(59歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州パラトカ
身長: 5' 11" =約180.3cm
体重: 231 lb =約104.8kg
経歴
大学 フロリダ大学
NFLドラフト 1986年 / 1巡目全体15位
初出場年 1986年
初出場チーム シアトル・シーホークス
所属歴
シアトル・シーホークス (1986年-1993年)
ピッツバーグ・スティーラーズ (1994年-1995年)
受賞歴・記録
プロボウル選出(2回)
1990・1991
NFL 通算成績
ラン獲得ヤード 5,006ヤード
平均獲得ヤード 4.0ヤード
TDラン 18回
レシーブ数 546回
レシーブ獲得ヤード 4,656ヤード
TDレシーブ 19回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR
カレッジフットボール殿堂入り

ジョン・L・ウィリアムズ(John L Williams 1964年11月23日 - )はフロリダ州パラトカ出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはフルバック。NFLシアトル・シーホークスピッツバーグ・スティーラーズで1986年から1995年までの10シーズンプレーした。

経歴

高校時代は、ウィッシュボーンオフェンスのランニングバックとして活躍した。3年次に1,738ヤードを走るなど、3,449ヤードを走って、59タッチダウンをあげた。2007年に、100年間における偉大なフロリダ州の高校生フットボール選手100人の1人に選ばれた[1]

奨学金のオファーを受けて、フロリダ大学に進学した彼は、1982年から1985年までの4年間フルバックとしてプレーした。"The Great Wall of Florida"と呼ばれたオフェンシブラインのサポートもあり、テイルバックのニール・アンダーソンと共に活躍、1984年、1985年の9勝1敗1分の成績に貢献、1984年、1985年とサウスイースタン・カンファレンスのセカンドチームに選ばれ、さらに1985年にはオールアメリカンにも選ばれた。4年間で2,409ヤードを走り、レシーブでも863ヤードを獲得、1997年にはフロリダ大学のスポーツ殿堂入りを果たした[2]

1986年のNFLドラフト1巡15位でシアトル・シーホークスに指名されて入団、1年目はランで538ヤードを獲得、33回キャッチをあげると共に、ブロックで、プロボウルRBカート・ワーナーをサポートした[3]

1987年9月20日のカンザスシティ・チーフス戦で、15回のランで112ヤード、3回のレシーブで38ヤードを獲得、プロ入り初タッチダウンをあげた[4]。この年怪我のため4試合に欠場したものの500ヤード以上を獲得、自己最長の48ヤードTDラン、75ヤードのTDレシーブをあげた[3]

1988年、過去2シーズンスーパーボウルに出場しているデンバー・ブロンコスとの開幕戦でランとレシーブで161ヤードを獲得、21-14の勝利に貢献した[5]。またロサンゼルス・レイダース戦では14回のランで59ヤード、7回のキャッチで自己ベストの180ヤードを獲得、1TDをあげて、43-37の勝利に貢献、この試合の勝利でシーホークスはAFC西地区初優勝を果たした[4]。この年、877ヤード(1回平均4.6ヤード)を走るとともに、チームトップの58回のレシーブをあげた。長年シーホークスのレシーブ回数トップは、スティーブ・ラージェントであり、他の選手がチームトップとなるのは久しぶりのことであった[4]

1989年12月17日のロサンゼルス・レイダース戦では12回のキャッチで129ヤードを獲得、第4Qにはデイブ・クレイグから13ヤードの逆転TDパスをキャッチしている[4]。この年自己最高の76レシーブをあげた[3]

1990年、71キャッチで699ヤードを獲得、ランでも714ヤードを獲得し、初のプロボウルに選ばれた[3]

1991年にも2年連続でプロボウルに選ばれた[3]

1992年、1993年の2年間でも合計132レシーブをあげた[3]

シーホークスでは1993年までの8年間プレーした。1994年から1995年の2年間はピッツバーグ・スティーラーズで主にパスターゲットとしてプレー、1994年には51レシーブをあげたが、1995年には自己最低の24レシーブに終わったが、バッファロー・ビルズとのプレーオフではタッチダウンをあげている[3]ダラス・カウボーイズとの第30回スーパーボウルでは脳震盪を起こし、この試合を最後に現役を引退した[3]

NFLでは10シーズンで先発135試合を含む149試合に出場、ランで5,005ヤード、18TDをあげた。また546回のレシーブで4,656ヤード、19TDをあげている。

2008年11月のフィラデルフィア・イーグルス戦ではクエスト・フィールドに来場し、12th man(12人目の男、ファンを意味する)のフラッグを持ち、会場をもりあげた[6]

人物

パスキャッチ能力にも優れたフルバックであったが、同時代の選手の中でも特にブロック能力に優れていた[4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “FHSAA unveils ‘100 Greatest Players of First 100 Years’ as part of centennial football celebration”. FLORIDA HIGH SCHOOL ATHLETIC ASSOCIATION (2007年12月4日). 2012年9月25日閲覧。
  2. ^ “Eight join UF Hall of Fame”. ゲインズビル・サン (1997年3月14日). 2012年9月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h JW Nix (2009年11月30日). “The Almost All-Time Seattle Seahawks Offense”. bleacherreport.com. 2012年9月25日閲覧。
  4. ^ a b c d e A. Goodin (2007年11月12日). “John L Williams”. 20yardline.com. 2012年9月25日閲覧。
  5. ^ Clare Farnsworth (2012年9月4日). “On this date: Warner goes for 60 on first NFL carry”. blog.seahawks.com. 2012年9月25日閲覧。
  6. ^ “12th MAN Flag Raiser John L. Williams”. シアトル・シーホークス (2008年11月2日). 2012年9月25日閲覧。

外部リンク

  • 通算成績と情報 NFL.com, or Pro-Football-Reference (英語)
  • 12th MAN Flag Raiser - John L. Williams
先代
テリー・テイラー
1984年
シアトル・シーホークス
ドラフト1巡目指名

1986年
次代
トニー・ウッズ
  1. ボー・ジャクソン
  2. トニー・カシラス
  3. ジム・エバレット
  4. ジョン・ハンド
  5. アンソニー・ベル
  6. ジム・ドンブロウスキー
  7. ブライアン・ジョズビアック
  8. レスリー・オニール
  9. ジョン・ラインストラ
  10. キース・バイアース
  11. ジョー・ケリー
  12. チャック・ロング
  13. ジェームズ・フィッツパトリック
  14. ジェラルド・ロビンソン
  15. ジョン・L・ウィリアムズ
  16. ロニー・ハーモン
  17. ティム・グリーン
  18. マイク・シェラード
  19. エリック・ドーシー
  20. ウィル・ウルフォード
  21. ティム・マギー
  22. マイク・ハイト
  23. マイク・シャド
  24. ボブ・バックコウスキー
  25. ロデリック・ジョーンズ
  26. レジー・デュパード
  27. ニール・アンダーソン
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
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  • 1951
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